飛騨三十三観音霊場 第三十一番 普門山 善久寺(曹洞宗)
第三十一番 普門山 善久寺(曹洞宗)
高山市丹生川町日面七八八
本尊
釋迦牟尼佛
十一面観世音菩薩
今を去る千七百年程前の大和時代に始まった両面宿儺開基の寺で、
山嶽信仰の盛んな時代には行者達の参籠の寺であったと伝えられています。
千百年前に弘法大師が巡錫し両面宿儺に菩薩の位を授け、
九百九十年前に慧心僧都が両面宿儺が十一面観音の化身と聞き十一面観音像を刻んで納めました。 (国宝級の秘仏)
後に高山市素玄寺三世楽翁秀村和尚が中興開山として住し曹洞宗となったのは寛永年間です。