飛騨三十三観音霊場 第十六番 天照山 円城寺(曹洞宗)
第十六番 天照山 円城寺(曹洞宗)
飛騨市神岡町船津一一二九
本 尊
釈迦牟尼佛
馬頭観世音菩薩
貞応年中江馬家初代の小四郎輝経公が、承久三年鎌倉より飛
導入りの時奉持した聖観音を安置して、
殿邑に円城寺を建立以来江馬家の菩提寺でありましたが、
十六代目輝盛が天正十年三木氏に敗れ没落の時兵火にかかり一時廃絶に帰しました。
その後高山の金森可重公が天翁秀梅大和尚を開山としてこれを再興、
慶安二年金森頼母重直が姫田三郎右衛門に命じて、
現在の大門町に移築しました。
今の本堂は高山の保寿寺を移したものです。