好きなことが、得意なこととは限らない。(旅するような暮らしのラジオ #18)
Mr.Childrenが大好きなのだけど、カラオケで歌うのが苦手です。
あの人たちの曲、歌うとなると難しすぎるんです。。
ゆずも好きなのだけど、キーが高すぎて声が出ません。
ちなみに「声が高い方」の岩沢さん、酒とタバコ大好きだそうです。信じらんない。
好きなアーティストほど何故か歌えなくて、好きだから何だかキーをいじりたくなくて。
いや、お前が原曲キーで歌ってるかどうかなんて、世界の誰も気にしてやしないぞって話なんですけどね。
逆に、女性アーティストの曲の方が逆にオクターブ下で声があったりします。
まぁ、これにしたって声が出やすいってだけで、別に特別上手いって訳じゃないんですけどね。
…なんだか今日は言い訳がましい内容です。笑
初めてカラオケに行ったのは中学生の時でした。
友達に誘われて、初めて歌ったのは確かスピッツの『スターゲイザー』だったと思うんですが、あんな高低差激しい曲、今なら絶対歌わない。笑
なんでだっけと思い返したら、その時「いこうぜ!」って言ってくれた友達がスピッツ好きで、それに合わせたんだと思います。
誘ってくれた割には、というのも失礼なんだけど、ソイツも別にお世辞にも歌が上手い訳ではなくて。
高音になると、絞り出すように声がかすれてました。もしかすると声変わりする前は、もっと声が出てたのかな。
でも恥ずかしがるそぶりは全然なくて、楽しそうだったなぁ。
彼のレパートリーで一番好きだったのは『スパイダー』でした。今でもランニングをする時はプレイリストに入ってます。
入社した会社の営業部は結構ノリの良いタイプで、二次会・三次会は決まってカラオケ。おかげで随分鍛えられました。
得意とまではいかないまでも、場を盛り下げない程度の振る舞い方は覚えたつもり。
でもあの中学生の時、ゆずの高音がちっとも出ない僕を、からかわれたりしていたら。
そもそもカラオケに行くという選択肢を、もう取らなくなっていたかもしれません。
好きなことが、得意なこととは限らない。
それはちょっぴり切ないことではあるけれど、同時に思うんです。
「好きなことなら、得意でなくても構わない」って。
卒業してからもう十何年もあっていないアイツのキツそうなかすれ声は、そんなことを僕に教えてくれたような気がします。
そう、回りくどい言い方してますけど、僕なんだかんだ言ってカラオケ好きなんです。笑
自分が歌うのも、上手い人の歌を聞くのも。そして、誰かが楽しそうに好きな歌を歌っているのを見るのも。
もう少ししたら、また安心していけると良いな。
今日のところはこの辺で!
それでは、また。
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