健康で元気なことがうれしい
5月上旬に、激しい手首の痛みが出た。
それは日常生活にも影響が出るほどだった。毎日の皿洗いがつらい。化粧水を手のひらを使って顔に塗るときの角度がつらい。いろんなフタを開けられない。右手で物を持つことが出来ない。夜には箸も持てなくなった。
もう一生このままかもしれない、なんて極端に悲観的になっていたのに、1週間ほど経ったある日、自分でも戸惑うほど急に治った。昨日まで出来なかったことが、問題なくできるようになった。痛い角度というものが存在しなくなった。
病院に行ったところで、保存療法がとられて安静にするように支持されるだけだと思ったので、詳しい原因も分かっていない。
だから何故発症したのかも、何故治ったのかも分からない。まあ治ったからいいんだけど。
昨日、昼(といっても15時過ぎ)にバイト先の賄いで、ハンバーガーを食べた。
胚芽入り全粒粉バンズに、レタストマトオニオン、100%ビーフのパティに、チーズ、アボカド、素揚げしたマッシュルームオニオン(カリカリ濃厚でうまい)で構成された、激うまクラフトバーガーである。
遅めのお昼で腹ぺこだったので、ペロリとたいらげた。まだもうひとつくらい食べられちゃうんじゃないかってくらいの勢い。
しかし1時間たったくらいで、胃がギュルギュル、キリキリし始めた。
昔から油っこいものを立て続けに食べたりすると、こうなりがちなのだけど、ちょっと今回は酷い。
うずくまって動けなくなった。胃薬がなかなか効いてこない。痛みの波が引いた時に、どうにか家事をしようとするけれど、限界が来て丸くなって横になる。
夕飯の用意もできない。もちろん食欲は皆無で、夫には作り置きしてあったものでどうにかしてもらった。その匂いも気持ち悪くなる。吐き気もひどいけれど、吐けるかんじではない。
どうにかシャワーを浴び、髪の毛を乾かして寝た。
起きたらすっかり治っていた。よかった。ちゃんとおなかがすいている。やはり食あたりとかではなく、激しめの胃もたれだったみたい。
立て続けに体が不調になると、健康でいることのありがたみをしみじみと感じた。
不調があると、行動に制限がかかる。やりたいことができない。思うように動けない。フラストレーションがたまる。
そうなると心も健康でいられなくなる。
やっぱり元気でいることがいちばん。
治ってよかった。
オワリ