感謝の日
十日に一度、神様に逢いにゆく日
今日は特別な日
母の一周忌
本当は昨年の十二月だったけれど
少しくらい遅くなっても許容範囲
見た目は小さな御霊屋で
こころを込めて
神様のお社様が祈られる
あの世に通じる太い道
偶然は一つもない
今日は天音堂でもご先祖供養
母は命を全うし最愛の父の待つ
神様の元へ還って行く
いつも一緒にならべている父と母との遺影を持って行き
御霊屋に飾ってもらう
本当は母の遺影だけを持って行こうと思ったが…
なぜだろう?
「俺も一緒に連れて行け」と
父の写真が訴える
わたしはこっそり父と母の遺影をリュックに忍ばせて
二人の供養とご先祖供養
そしてわたしたちに繋がる魂たちも供養をしてくださる
般若心経をお唱えする
最後に御焼香
「ここで学ばれた、倶子(ともこ)さんも喜んでいますよ」
お社様のやさしい御言葉
一番最後にはおやさまがおでましになる
ええ、ええ、ええ…ありがたい
こうして母と細く長く、神様の道を歩ませて頂いて
母は「しあわせ、しあわせ」と陽気暮らしを全うする
母はわたしのお手本で
わたしは母のあとをついて行くだけ
本当はわたしのこころは貪欲で
もっとしあわせになりたいと願っている
だけれども「しあわせ、しあわせ」と言っていると
もっともっとしあわせがやってくる、寄ってくる
ご供養をして頂いた日にそんなことを感じている
神様の元にいる母からのメッセージを受け取った
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