帰って来たら②
昨年末、車のタイヤがパンクしてどうしたらいいのか?と…困った話しの続編です。
年があけて、1月5日いつも点検してもらっている修理工場が開いた。
朝イチ、すぐにでも連絡をしたかったが出先ゆえに午後からになった。
修理工場は18時までだから、明日になりますといわれる。
次は自動車保険会社にレッカー移動の手配をすると、こちらは今日、今直ぐでも大丈夫です。
私もまだ家にいないので、今直ぐは無理。
明日にしてもらえませんか?とお願いすると、分かりました。
レッカー会社やら保険会社やら修理工場やら、あちこちに連絡して、翌日の午前中にレッカー移動してもらうことに落ち着いた。
はぁ、とんでもないことになったが、ことは思いの外、スムーズに運んでくれた。
年末からの気の揉みようは何だったのか?ああでもない、こうでもないと、何とかなるもんだ。余計な気を使い過ぎた。
案ずるより産むが易しか…
翌日、朝にレッカー車がやって来る。タイヤ交換して、自分で運ばれますか?と聞かれたが、私もまだまだ精神的に落ち着いていない。
横浜から県央までの運転には自信がなかった。
「いやレッカー車でお願いします」
レッカー車に載せられる前に、パンクしたタイヤに空気を入れてもらい、無事に出発していった
午後、修理工場から無事到着したことと…実はタイヤのパンクの位置が分からないといって来た。
ええ?どういうことですか。
どのタイヤにも空気が抜けている痕跡は、見られないと言われる。
「右後ろのタイヤです」
「そうなんですね、分かりました。また後程連絡します」
晩に修理工場から電話がある。
やはりタイヤのパンク場所が特定出来ないから、明日朝まで空気圧をみたいと言われる。
「はい、お願いします」
翌日、やはりタイヤは空気が抜けていない。原因不明といわれる。
でもタイヤ交換を昨年末にしたばかりだから、空気の抜けたと思われる右後ろのタイヤは無料で交換してくれるという。
修理工場の御好意に甘えさせてもらう。
新しいタイヤは1日で届くから、届いた日以降ならばいつでも取りに来て構わないと言われる。
翌日、朝雲ひとつない青空の中を歩いて修理工場まで歩く。
寒いがちょっと気持ちいい。
交換したタイヤの確認をして、家に帰る。
10日ぶりの車の運転は心地よかった。
でも…タイヤのパンクの原因も分からない、空気圧も減らない、一体何だったのか。
狐につままれた感じが否めない。