しあわせなんか…どこにある
あんたが悪い、あんたが悪い。
反省しろ、反省しろと、私の気持ちは置き去りですか?
一方的に言ってくる。
もう無理だ。気持ちも身体もついて行かない。
自分を責めるしかない。
気が狂うか…と思える程に追い詰められる苦しさ。
逃げなさいと人は言う。
どう逃げたらいいのか分からない。
自分がないのか、あなたの気持ちを優先させてしまうからか、そして私は自分のことしか考えられない。
他人の気持ちを思いやることも出来ない。
悲しい者です。
なにがしたいの、どうして欲しいの?はっきり言わないと分からない。
今、自分は困っている、だから話を聞いてと言ってくれないと分からない。
私だってあっぷあっぷしているし、右往左往している。
「でも、だって」は言わないで。それは言い訳にしかならないよ。
そうか、そうか言い訳をしている私なんだね。言われてやっと気付く。
本当は言われる前に気付かないと、そんな気遣いも出来ない。
情けない私。
親失格だ。
自分を責めないで…心の声が聴こえた気がした。
親としても子としても、人間としても生きる価値がないように感じている。
下を向いて、こぼれ落ちてゆく悲しみを拾い上げている私の姿。これが私?
そんな訳はないはずだ。
価値がない人間なんて、この世に存在しない。
皆、価値があるから生きている。
本当は、弱音を聞きたくない。
自分は弱音しか吐かないくせに。
自分勝手でわがまま。
そこは認めます。
しあわせのすぐそばにいるのに、見ようともしないで、愚痴ばかりを吐く。自らしあわせを遠ざけているだけの私。
袋いっぱいの悲しみが喜びに変わるのだろうか。
そんな奇跡が起こるのだろうか。
不思議な現象を目の当たりに出来るのだろうか。
悲しみを握りしめて手離さないから、しあわせになれないのか。
それは何?私のこと。
私の思いのこと?…。
今の苦しみにありがとうと言えばいいのか。
そうしたら道は変わって、しあわせになれるのだろうか。