わたしの人生

やって来たばかりの僕にはわかるけど、だんだんと忘れて行くのかな？

わたしはこの人生を終えて彼の世に還る

彼方の世界では自分のやって来たことを神様から問われている

小さなことに囚われて生きて来た
それは肉体という小さな器に閉じ込められた思いなのか

肉体を脱ぎ捨てた魂だけが本当の私である
考えることは肉体を持っていた時とは比べ物にならないくらい先の先の先のこと
いつもニコニコ、キラキラしてる魂の存在がわたしの実態

肉体とは魂を乗せてこの世に降りるための宇宙服
それは不自由だ

こんな不自由な思いをして
どうしてこんな経験をするのだろう

大祖母おや様の話しを聞いて考える

この肉体という宇宙服は魂だけの存在でいる時の百倍以上成長が速いと教えてもらう
しかも今というこの時旬を選んでやって来た
千年に一度、海の底から息継ぎをする亀に出会うように

壮大な神の計画の話しを聞く

宇宙服を着たまんま
どれだけ心に響くのか

楽しくて嬉しくてたまらないはずなのに
時々落ち込む
先に進めない
ありがとうと感謝出来ない

宇宙服を着た私には感じることが出来ない
鈍いのだろう

もっともっと感謝をして生きられることを望んでいた

私の生きて来た道は間違っていなかったのだろうかと
宇宙服を脱ぎ捨てた私は神様の前で問うてみる

私にはまだ分からない
なんのはなしか分からない

だって今、帰還したばかりだから