思い出
流れ星をいっぱい見たのは
確か高校二年の夏休み
何もない山の中へ
従姉に連れられて
彼女の運転する車に乗って
どこへでも
優しいけれど、わがままで
年下のわたしを思い切り引きずり回す
ただあの夜空いっぱいの流れ星だけは忘れられない
暗闇の中、幾重にも重なる星たちが次々と流れてゆく
その中にたたずんで
諸行無常という言葉だけが
頭の中、浮かんでは消えてゆく
あの流れ星をもう一度
眺めたい
小牧さん、いつもお題をありがとうございます😊
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします。