伝承〜言葉を解すものと解さないものがある〜宣長が信じた「音の霊力」
古事記、ヨガの聖典、仏教に共通する
伝承の方法の一つ『口承』
なんで『口承』だと?
「 伝 わ る の か ? 」
宣長の生き抜いた「道」からヒントになることが
宣長が解読した「古事記」は口承で伝えられたものが漢字に置き換わり
漢字に置き換わったため(音読み、訓読みなど)
宣長の生きた、江戸時代後期には
どう音を発するのか?誰も読むことがができなくなっていました
元々は文字を持っていなかったとされる日本人
日本人は元々「音」の文化の民族
『口承』=音で伝えられていたものを
文字:その時代では漢字(古代中国から伝わった文字)に
置き換えたため、書物になり目には見えるようになったものの
本来の「音の持つ力」を失ってしまったのです
(漢字の意味のエネルギーが上乗せされた感)
言霊・数霊・色霊・音霊
その中でも最も有名な「言霊」
きっと宣長は「音の力」その霊力を信じていたのでしょう
本居宣長とは!
1000年後には、音の霊力やエネルギーが歪んでしまっていた
日本の歴史書古事記を
「読めるようにした人」
「音の純粋なエネルギーに戻した人」
「音の霊力を純粋に再生させたもんのすごい人!」
なのです!
そこに気づく宣長の霊力!
インスピレーション、直感、感覚センス!
信じる力!やりぬく探究心!
かっこいいな!と思います。
〜口承について〜
4月から、こちらの講座に通っています。
筑波みんなのヨーガ Tsukuba Yoga for All
筑波大学大学院共通科目(GGEC)ヨーガコースの授業を基にこれを充実させたスライドおよび、動画、パワーポイントなどを統合してあります)
高橋玄朴先生もめちゃくちゃ興味深いので
ことらも、また文字化してみたいと思います!
http://zen-yoga.jp/kokyu/
授業の中で出てきた
仏教の口頭伝承について
〜大勢で、合唱すると、言葉で伝わる〜
印刷技術が生まれるまでは
伝承は紙やそれ以前は、椰子の葉っぱみたいなもの
竹簡などに記されました
(竹簡や葉っぱを紐で綴ったものがスートラね!)
が!
書き写していくときに、
ミス生まれる。。。。
さらに
教えとは
〜言葉を解すものと解さないものがある〜
(ここ、震えました)
ヨガやアーユルヴェーダ
古事記の伝承にも通づることが
「口承」について詳しく書かれた書籍を教えていただいたのですが、、、、
もっかい先生に聞いて紹介したいと思います。
仏教伝承続き、、、
大勢で合唱する
大勢で意識を合わせる
大勢で、、、
それを心の中で唱えたのが祈りやマントラなのかも
〜編集後記〜
編集はしてないけど。執筆宣言から一ヶ月と少しNote更新!
その間に、山桜の時期が終わっておりました。。。
山桜とソメイヨシノが一気に咲いちゃう気候変動!
この一ヶ月、このnoteや書籍で何がしたいのか?を問い続けました
「宣長みたいになりましょう」といったジャンルとは違うということ
宣長は、生きる!という実践で「道」:哲学を作った人
道とは、歩いて、歩いて後ろを振り向いた時にできたものなのかも
道やあゆみの中には
「なりたい自分」や「憧れの自分」なんてない
それぞれが夢中で人生を生きながら
「歩んでいる」
だから夢中で生きて、振り返ってみたら
これがなんだったか、後から 「 わ か る 」
という恩恵を楽しんでみることにします
「日本」や「日本人」大調和の国「大和国」が再評価を祈りに!
ありがとうございました