三浦典正が解説!冬の不調の原因は「かくれ脱水」が原因!?対策方法は?
どうも、三浦典正です。もうすぐ年末ですね。
だいぶ寒くなってきましたが、皆さん体の調子悪くなったりしていませんか?
冬になると、
「なぜだかわからないけどなんとなく頭が痛い」
「胃もたれがする」
というような体調不良を感じる人が増えるようです。
実はこの体調不良「かくれ脱水」が原因で起きているかもしれません。
「冬なのに脱水症状?(ヾノ・∀・`)ナイナイ」と思ったそこのあなた!
もしかしたら、気づかないうちにかくれ脱水予備軍になっているかも。
そこで今日は、冬に起きやすいかくれ脱水について原因や対策方法などを僕、三浦典正が解説していこうと思います。
かくれ脱水とは何か
「かくれ脱水」とは、自覚がないまま皮膚や呼吸から水分が失われている状態のことを指します。
夏とは違い冬場は汗をかきにくいので、かくれ脱水になっていても気づかない人が多い傾向にあります。
私たちには、毎日何もしなくても失われる水分が存在する
私たち人間は、1日に約2.5Lもの水分を毎日排出しています。
「えっ毎日そんなに水分が体内から出ているの?」
と驚かれる人もいるんじゃないでしょうか。
実際、僕も初めて知ったとき驚きました(;’∀’)
もちろん排尿や汗など体感できるものもありますが、中には「不感蒸泄」と言って、何もしなくても無意識的に体から失われる水分が1日に600~900ml程度もあるのだとか!
気づかないうちに体から水分が流れ出てくるって、なんだか怖いですよね。
汗をかきにくい冬に脱水症状が起きやすい理由
汗をかきにくい冬なのにどうして脱水症状が起きやすいのでしょうか。
その理由について、説明していきます。
水分補給を控えがち
僕、三浦典正もそうなのですが、冬場になると、あまりのどが乾かないからという理由や体が冷えるから、トイレが近くなるからという理由で水分を摂るのを控える人が増える傾向にあります。
そういった理由で水分補給を控えていると、知らず知らずのうちに体内の水分が失われてだるさや発熱、頭痛などの脱水症状のリスクが高まるので注意しましょう。
冬は夏と違ってのどが乾かないからと、あまり水分を摂ってなかった…反省反省(;^ω^)
汗をかきにくく喉が渇きにくい気候
冬は気温が低いため、汗をかく機会が少なくなります。
しかも今は感染症対策のため、マスクをしている人がほとんど。
マスクをしていると喉の渇きを感じにくくなるため、水分補給の頻度が減ってしまう人が多いようです。
秋冬特有の乾燥した空気
実は乾燥した空気は人の皮膚の水分を蒸発させ、知らず知らずのうちに肌の水分を奪ってしまいます。
秋から冬は湿度が低く乾燥しやすい空気なのに加え、寒さ対策でエアコンをつける場合が多いため、より部屋の空気が乾燥し水分が失われてしまうというわけです。
下痢や嘔吐による水分不足
冬はノロウィルスやロタウィルスなど、ウイルス性の胃腸炎が流行しやすい時期。
そのため、胃腸炎による下痢や嘔吐で水分不足に陥り脱水症状を引き起こしてしまうこともあるので、感染しないよう感染症対策をしっかり行いましょう。
あなたはかくれ脱水予備軍?脱水のサインをチェック!
知らず知らずのうちになっていることが多い、かくれ脱水。
かくれ脱水による体調不良の早期改善には、次の脱水のサインに早く気が付くことが大切です。
次のチェック表で脱水のサインをチェックしてみましょう。
脱水のサインチェック表
☐喉が渇いている
☐短期間で体重が減った
☐尿の色が濃くなってきた
☐風邪を引いていないのに37℃前後の微熱
上記に当てはまる方は、脱水症状になりかけているかも。
65歳以上の高齢者限定!脱水症状チェック表
65歳以上の高齢者は、さらに以下のチェック表に当てはまるものがあるかチェックしてみてください。
一つでも当てはまった場合はかくれ脱水になっている可能性があります。
☐皮膚が乾燥し肌つやがなくなっていたり、皮膚がポロポロ落ちたりする
☐口の中がネバついたり、つばが少なくてつばをうまく飲み込めないことがある
☐便秘になった、または以前より便秘がひどくなったと感じる
☐皮膚にハリがなくなり、手の甲をつまんで離すと3秒以上跡が残る
☐足の脛がむくんで、靴下を脱いでもゴムの跡が10分以上残っている
かくれ脱水の予防に効果的な対策方法は?
かくれ脱水の予防に効果的なのは、なんといっても「水分補給」です。
1日1.5L程度を目安に2~3時間おきにこまめに水分を摂るよう心がけましょう。
また、睡眠の後は大量の水分を失っているので、朝起きた時コップ1杯以上の水を必ず飲むようにしましょう。
血液中の水分が不足すると血が濃くなって、血栓ができやすくなってしまいます。
特に高齢者は脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まるので、意識して水分を摂るよう心がけてください。
また、お風呂後やお酒を飲んだ後も体から水分が抜け、脱水症状になりやすいので注意。
二日酔いで頭が痛くなったり気分が悪くなったりしている際は脱水症状になっている可能性が高いので、しっかり水分補給をしましょう。
乾燥しにくい環境を作ることも大切
冬はただでさえ空気が乾燥し肌の水分が蒸発しやすいので、乾燥しにくい環境を整えることも大切です。
たとえば加湿器を使ったり、加湿器がない場合は洗濯物や濡らしたタオルを室内に干して乾燥を防ぎましょう。
また、冬は寒いので気密性の高い素材の衣服を身に着けている人が多いと思いますが、こういった衣服は熱がこもりやすく体が熱くなると発汗して水分を奪う要因にもなります。
とはいえ、寒がりの人は無理に薄着になれと言っているのではなく、意識して水分補給をおこなえば大丈夫なので安心してください。
僕、三浦典正も非常に寒がりで、冬はユニクロのヒートテック素材の下着や暖かいダウンジャケットなどを愛用しているので、熱がこもりまくり。
なので、水分補給は意識しています(笑)
汗をかきにくい冬こそ、脱水症状に気を付けよう
今日は冬に起きやすい「かくれ脱水」について、起こる理由や対策方法についてお話しました。
冬は夏と違って汗をかきにくいので、まさか体調不良の原因が脱水症状だったと思いつく人は少ないようです。
冬は気密性の高い衣服や乾燥した空気によって知らず知らずのうちに脱水症状になっているケースが多くみられます。
冬は深刻な脱水症状になることは少ないかもしれませんが、体内の水分が不足することによって血液が濃くなり、特に高齢の方は脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるので意識的に水分補給をするように心がけましょう。
また、これから忘年会シーズンになりお酒を飲む機会も増えると思います。
お酒は水分だから大丈夫と思いきや、逆に体内の水分を排出してしまう作用があるため、お酒を飲んだ後はちゃんと水分補給をすることが大切。
いつもお酒を飲むと二日酔いで気持ち悪くなるっていう人は今年こそ水分補給をしっかりして、体調不良を予防しましょう!
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