台湾、阿里山を動き回る⑦ 【こぼれ話ならぬ、こぼれ写真】
阿里山という場所はなかなかスピリチュアルな雰囲気を漂わせている場所だった。
と言っても霧に包まれたり雲海と朝日とか、樹齢100年の木がごろごろあるとか、そういうシチュエーションがそうさせていただけとも言えるが。パシャパシャととにかく色んなスナップ写真を撮ったので、旅のこぼれ話ならぬこぼれ写真を貼り付けてここに成仏させることにした。
よろしければ、ご査収ください。
阿里山の森林区域の中にある姉妹潭。
仲の良い姉妹が1人の美少年を好きになり、そのことで姉妹の絆が壊れないよう2人とも自殺し、その後2つの湖(姉潭と妹潭)になった、という伝説の場所。
静かで良かった。
阿里山には神木駅という駅があり、その名の通り神木がある。樹齢2300年、太さ12.3mの巨大な神木。
平均樹齢1000年を超えた台湾ヒノキの巨木があり、阿里山で最も密度の高い巨木歩道を抜けると一番の神木がある。凛々しい。この一帯はどうやらかなりのパワースポットらしい。
この場所から急に霧が濃くなって、お化けが出るんじゃないかという空気が一気にやってきたのを覚えている。ここがある意味、私の中の最恐のパワースポットだった。
ここもパワースポット(面倒なのでパワスポと略す)らしい受鎮宮。パワスポだらけの阿里山なのである。
一応、正月気分でここで初詣をした。派手な色合いが霧の演出により、味のある雰囲気になった。
阿里山一帯の民族の信仰の中心の場所らしい。
梅なのか桜なのか何なのか分からないけど、突然の春が来た正月。新春。
日の出のためだけの祝山駅に向かう路線。
日の出を見に行く人のためだけの運行なので、最終列車は午前7:40なのである。
台湾の中で一番高い場所にある鉄道の駅。2451m。富山の立山あたりと同じ。
朝の森林散歩は最高だった。不思議な高さにある太陽。
この可愛い建物は阿里山郵便局。阿里山鉄道のイラストが扉に描かれていて可愛いぞ、おい、と思った。
一人旅ではよく立ち寄る各国の郵便局。異国の切手が好きです。ちなみに2019年の年賀状をここから出しました。
木のポストも洒落てやがる。
そういや、今年の年賀状はまだ書けていません。(2月18日現在)いつか必ず。2021年中には出します。
そして、台湾阿里山旅noteのしめくくりはこれしかないでしょう。台湾の駅弁!
排骨(パイコー)サイコー!
味のしみしみの豚バラ肉を揚げたん炊いたん。それが排骨。
ゆで卵も味しみしみ。
台湾新幹線で嘉義駅から北上し台北に戻る。
台鉄(台湾鉄道)弁当!くまモン風のパッケージ。
もうね、弁当ってのはね、蓋をパッと開けたら、9割茶色(何らかの肉)でいいんですよ BY 私。
余計なものはなくて良い。
茶色い食べ物は大体友達。
ちょっとアジアなスパイス風味のケンタッキーフライドチキンを甘く煮込んでしみしみにさせたものを想像してみてほしい。
ギャル用語で言うならば、排骨しか勝たん。よだれしか出ん。
そこに排骨がある限り、サイコーな味に。(また韻踏んだ)
これが台湾名物の台湾の駅弁。
小籠包に飽きたら、これを食らえば間違いなし。
これを食べるためだけに台湾に飛びたいわん。
お後がhere we go!(このギャグの意味が分からんけど使ってみた)
という訳で、「台湾、阿里山を動き回る」旅シリーズは、人をラッパー気分にさせる魅惑の台湾の駅弁でフィナーレを飾り、これにて終了です。
ああ、早く台湾に戻りたい。そして、また駅弁を食べながら、現地の人とにこやかに、オードリー・タン デジタル担当大臣の話でもしたいもんです。それが今のところ、いつになるか分からないけど、きっと一番早く叶えられそうな私の旅への願い。
台湾阿里山旅シリーズはこちら↓
台北からの阿里山の行き方、
途中下車して見つけた絶景、
散策したらゾンビ出そうだった話、
中川家礼二みたいなおじさんと朝日がやばかった話などなど。
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