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GRと夜のピクニック

新しいカメラのGRを持って、夕方のロングの散歩からの、夜のピクニックに繰り出すことにした。
寄り道して徒歩1〜2時間近くかかる道のり。
電車に乗ればすぐに着くのだが、新しく買ったばかりのGRをいじりたかったし、わざわざ歩きたいという旅人モードだったので、妹を誘って、歩いて向かうことにした。

街並みを。
暑さを避けるために「夜のピクニック」にしたのだが、夕方の5km以上の散歩は蒸し暑くて大変だった。

途中の街のビル。白黒バージョン。
岡本太郎が時々いる街を通り抜けて。
アイスの実の濃いマンゴー味が美味しいと友達から聞いたので一気食い(つまり暑い)


緑地公園に到着。
昔よく来た公園である。
陽が傾いて、ようやく暑さが和らいだベストタイミングであった。

シャッタースピードをいじって撮ってみたミニサイズ滝。
これも好みだな。
私は粒々が写る方が好きかも知れない。
シャーってなってる方は綺麗ではあるけど。

シャッタースピード遅め。
シャッタースピード速め。


さて、まずは大事なことから始める。
蚊取り線香、ラベンダー味(味ではないな)に火をつける。
これで安心。

松ぼっくりを拾った。アイスの実の写真と同一人物とは思えない手の色。


まずは、火を使ってもいいゾーンにレジャーシートを敷いて、お湯を沸かすことにした。
今夜の相棒はコーヒーを飲み、私はほろ酔いの梨味とはちみつ紅茶の2つを飲む。
昼ごはんの残りのチヂミを持ってきて、おつまみにした。

さよなら私のお気に入りの顔柄のレジャーシート…。


暗くなっていく空を、のんびりレジャーシートに転がりながら眺める時間は最高にリラックスタイムである。
家でゴロゴロしているよりも開放感がある。
同じことをしていても、場所が変わると意味も変わる。意義深いゴロゴロとなる。

今回は2度目の登場のアルコールストーブ。
お湯を沸かすだけだったこともあるが、アルコールの量もきちんと学んできたので、かなり上手くいった。
燃える音が静かで良い。

青い炎になるまでの赤い炎タイム
空がいい色になってきた。


さて。
少し場所を移動することにした。
梅林の中にある、木のテーブルとベンチのある場所に移って二次会。そこは火気厳禁の場所である。
段取りが良い私たちは、手際良く撤収し、沸かしたお湯をカップラーメンに注いでタイマーを3分セットして、すぐに移動した。
のんびりしに来ているくせに、移動時間を無駄にしないせっかちな部分が時折顔を出すのが、自分としても好きだし面白い。
こればっかりはどうしようもない部分。


今度は椅子に座って落ち着いて2人でラーメンをすすってお菓子を食べた。
少しラーメンは伸びていたが、それもまた良し。

ほぼ森の中
私はもちろん、人類みな麺類


ふと空を見上げると、かろうじて北斗七星が見えたから、星空撮影をGRで試してみる。
木々に囲まれてはいるが、大阪だし、曇り気味なせいもあり、満点の星空はもちろん写らないし、そんなもんは期待していない。
なんとか目を凝らして見れば、唯一見える北斗七星。
これが私が長年見てきた大阪の空だ。

色んな設定で試して、ミニ三脚を使って撮ったら空の色が全然違って写った。
これも好みだろうが、私は1枚目が1番好きかも知れない。

一応うっすらと北斗七星

夜空の撮影は、まだまだ修行が必要である。

また1、2時間歩いて帰るので、21時には公園を出ることにした。

夜の散歩タイム。
ランタンをつけたままリュックにぶら下げて、少し先を歩く妹はまるで蛍だった。
大阪市に戻ってくると、蛍の光は消えた。

コンビニでおにぎりを買って食べながら歩いて、しばらくして解散した。
とても健全な週末の夜遊びだった。





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