#君のことばに救われた

カウンセラーになりたいと思ったのは遥か昔、

大学の進路を選ぶときに、「カウンセラーになるための進路を考えたい」と思ったとき。

心理職にほんのり興味があった高校生時代、そのきっかけは覚えていないけれど、日本語が好きで、言葉というものに大変な興味を持っていたからか、人から織り出される言葉というものに注目したいと思っていた。

しかしながら進路は・・・、附属の大学への指定校推薦がもらえる立場にあったので、家族の勧めもあって、外部進学は諦めた。附属の大学には幼児教育の心理学科はあったものの、私は幼児教育にはあまり興味が持てず、それだったらと思い、国文学と日本語学を学ぶ文学部に進学することに。

ここで大変な運命の人に会った。

大学を卒業して20年、今でも深い交流がある心友。

ある程度交流が深まった時に、彼女が私に言ったのです。

「最初に会った時、”助けて”って言ってるように見えた」

私は、その頃とても辛い思いをしていて、でも誰かに相談するような事も出来なくて、

若い事も手伝って、頑張って頑張って頑張って・・・。

そんな私の危うさを感じて、ただ傍にいてくれた友人を得た、大事な大学生活でした。

私は、貴方の言葉に救われた、と、伝えたい。

それから20年、お互い進路は違えどやりたい事をやっています。

時々に会って、お互いの近況を話し合い、

また会おうね、といって別れます。

言葉の力は大きい。大事な大事な言葉を紡いでくれる人に感謝。

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