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衆議院議員総選挙の出馬にあたり

みなさん、初めまして。
第49回衆議院議員総選挙(2021年10月31日投開票)に宮崎1区から無所属で立候補した「脇谷のりこ」と申します。

私は自民党宮崎県連に所属し、宮崎県議会議員を務めていましたが、今回、私自身の思うところと支持してくれる方々の後押しがあって、衆議院議員総選挙に立候補しました。

私が立ち上がった理由

私が県議会議員のポジションを捨ててまで立候補したのは、宮崎1区選出の前衆議院議員であり、今回の衆院選の自民党公認候補が2021年6月に起こした不祥事(当て逃げ、車検切れ、自賠責切れ)がキッカケになります。

各地で吹き出した公認(前議員)候補の不満

私は立候補表明前に、自民党所属の県議会議員として各地域を回っていく中、有権者の皆様からの当該候補への不満、憤りを数多く受けてきました。

「自民党に入れたいけど、あの公認候補に入れるのは嫌」
「このままだと野党に入れるしか選択肢がなくなる」
「私たちはどこの誰に投票すればいいのか」

このような声を数多く受けました。
自民党宮崎県連は当該候補について「公認申請しない」という方針を出しましたが、党本部は「現職優先」の方針をかえず、「県連独自の候補者公募も許さない」というスタンスで当該候補を公認しました。

そして県連としては「自主投票」の方針を出しました。

「このままでは多くの保守票が野党に流れてしまう」

私は自民党県議の一人として、強い危機感を持ちました。当時の私には県議会議員としての役割がありましたが、それでも「この状況を見て見ぬふりはできない」と思いました。

私は考えました。

「自分は誰のためにこの仕事をしているのか」

ここに向き合った時「多くの有権者のためである」という議員の原理原則に行きつきました。

「自民党を支持したくてもあの公認候補には入れたくない」

これらの声は正直、痛烈でした。
そして私は「今回の選挙の行き場のない保守層票の受け皿が必要だ」と考えました。これは同じような考えの市会議員、県会議員の方も多かったのではないかと思います。

しかし、誰も出馬する様子はありませんでした。
ならば「誰もやらないなら私がやる」という考えに行き着いたのです。

2019年の宮崎県議会議員選挙の宮崎市選挙区でトップ当選を果たさせてもらっておきながら、その任期途中で辞職するのは正直、断腸の思いです。

ですが、今回の衆議院議員総選挙においては「前議員候補を支持できない」「投票先がない」という有権者の方々の思いが保守層支持から離れていくことを考え、出馬を決めました。

私の政策はまた別の記事としてアップしますが、立候補公示にあたり、私の胸の内を書かせていただきました。

どうぞよろしくお願いします。

2021年10月19日 

脇谷のりこ

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