上田というまちでは仕事帰りに山へ行ける
・ナイトハイクの魅力
ナイトハイクは明るいうちにのぼりはじめるのがおすすめ。そうすれば、山頂で夕陽と夜景とごはんを一緒に楽しめます。
帰りは真っ暗闇で、ヘッドライトの光だけが頼りです。道迷いや滑落転倒、野生動物との遭遇など、危険がいっぱいですが、夜だからこその魅力もあります。
1涼しい!
2静か!空いてる!
3自然をよりリアルに感じる
4夜景
・ナイトハイクの注意点
ナイトハイクは昼とは全く異なり、危険が伴います。行きたくても簡単に行けるものではありません。本文で疑似体験してもらえたら嬉しいです。
十分な経験と装備がある方でも以下の点に注意点をしてください。
1ヘッドライトのバッテリーチェック
2地形を理解している山で行ったことがある道を歩く
3独行は避ける 登山計画を家族や友人と共有する
4防寒着を忘れずに
・歩いたコース
上田市のとある山を歩きました。
まちから近いので仕事帰りにふらっと立ち寄ることができ、山頂から夜景を間近に見ることができます。
・山頂で日暮と待ち合わせ
山頂からは北アルプスの稜線を端から端まで見渡すことができます。夕陽がアルプスの稜線に沈む様子を眺めながら、夕食の準備をしましょう。
保温ボトルとカップがあれば、温かい飲み物やスープを楽しむことができます。
・夕暮れのショータイム
この日の日没は18時35分。
赤く染まる北アルプスの山々や、くっきりと見える槍ヶ岳のとんがりが夕暮れのショータイムを盛り上げます。まるで線香花火のような夕陽が山々の稜線と重なり溶けるように沈んでいきます。
やがて、茜色に染まった空が徐々に暗くなり、遠くの街の灯りが点灯しはじめます。
・真っ暗闇を歩く
日が暮れると急に気温が下がります。防寒具を着て、ヘッドライトを使って下山しましょう。
樹林帯に入ると、真っ暗闇です。情報が視覚から得られない分、嗅覚や聴覚がより敏感になる感覚を覚えます。土や草の匂い、そして遠くで咲いている花の香りを感じ、虫が這う微かな音も聞こえてきます。
・夜の動物
夜は動物が山で活動する時間。遠くからシカのような鳴き声も聞こえます。動物たちにこちらの存在を知らせるため、スマートフォンで音楽を流しながら歩きます。
ガサガサと足音が聞こえる方を向くと、ヘッドライトの光に反射した二つの眼がキラリと光りました。刺激を与えないよう静かにその場を離れ登山口までくだりました。
――いかがでしたか
夜の山は昼とは全く異なり、冒心を掻き立てる多くの要素があります。ナイトハイキングを楽しむチャンスはそうそうありませんが、星空観察やナイトツアーなどがあればぜひ夜の自然を体験してみてくださいね。
※本記事は夜の山歩きを推奨するものではありません。場所の名前はあえて公開しないこととします。
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