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冬になるとトイレに行く回数が増える方の薬膳

今日は小雪。冬っぽくなってきましたね。
社内での事務仕事のときは、足元のパネルヒーターをつけています。

冷えてからでは遅いですから…
でも気持ちいいということは、すでに冷えている証拠。

トイレに行く回数もちょっと増えているので、これは気をつけないと!!

冬になるとトイレに行くのが増える理由について話すと「おもしろい!!」と好評だったので、こちらでも書きますね。



水が増える訳じゃない

神戸市中央区の咲美堂漢方薬房で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。

漢方薬店では、症状の対症療法だけでなく、根本的な原因に基づいてお話します。

咲美堂中医学院では、「覚える」より「イメージを膨らませて感覚を身につけて実践する」ことを大切にして、中医学・薬膳と九星気学を伝えています。

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寒くなると「さっきトイレに行ったばかりなのに…」ということが増えませんか?

下痢っぽくなったり。

このことについて「どうしてだと思う?」と受講生様に聞いてみました。

すると「体の中で水が増えるから」と。

「え?冬になると体の中で水が増えるの?トイレが近くない人もいるよね?その違いはなんだと思う?」と聞くと、みんな「うーん…」となりまして…。

こういうときに思い出して欲しいのが、陰陽の「お互いに影響し合う」ということ。

「自然界に「水」が多いとき、「水」が少ないときってどんなとき?水たまりで考えてみようか」と言いました。

「太陽が出ていなかったり寒いときは、いつまでも水たまりがある。でも、日中とか暑いときはすぐに乾燥してしまう!」

そう!そう!それよ~!!


熱が足りないから

そうなんです。
水が増えるのではなく、水をさばく熱が足りないからなんです!

体の中の温める力が足りないときは、水が残ってしまいます…
それが頻尿や下痢の原因になります。

冬になると冷たくて動きを鈍くさせる寒邪かんじゃが体の中に入ってきます。

その寒邪が温める力を奪ってしまうので、体を温めることができなくなり、水をさばくことができなくなってたくさん溜まっている…という状況になります。

そして、溜まった水を膀胱が尿として出すので、尿量や尿回数が増えるんです。


腎を温めよう!

体を温めるのは腎という内臓で、腎は寒さに弱いのです。
なので、寒い冬はしっかり腎を温めてあげましょう!

なんといっても、エビ!!
辛い味は血流を良くするので、同じく血流を良くする玉ねぎと一緒に作るエビチリは最高です。

エビ団子にして粕汁に入れるのもいいですよ~!

「寒くなるとトイレが近くなるのはなぜ?」ということを音声配信のstand.fmで話しています。

明日も腎についてお話するので、フォローして聴いて下さいね!

そして、「中医学の考え方や薬膳っておもしろそう~!」と思われた方は、ぜひセミナーを受講してみて下さい。

◎薬膳のお勉強がはじめての方は「薬膳はじめてセミナー」

◎少し知っていて冬の養生を知りたい方は「季節の薬膳セミナー冬」

アーカイブ受講ができるので、こちらのページでチェックして下さいね。

薬膳は一通り勉強したし、資格も持っているけど、もっと実践できる中医学と薬膳茶を学びたい!という方は、「パーソナル食医養成セミナー」上級クラスがオススメです。

実症例の読み解きから効かせる薬膳の組み立て方まで、しっかりお伝えしています。

漢方薬店で10年以上カウンセリングをしてきたからこそ伝えられるポイントがたくさんあります。

テキストを読むだけとか、暗記するとかはなく、「インプットしたものをどうやって使うのか?」という視点で話すので、忘れないんです。

当スクールの卒業生様はもちろん、他のスクールで学ばれた方も受講いただけます。

12月開講ですので、募集ページを覗いてみて下さいね。


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それでは、明日も心と体とご機嫌を整えて笑顔で過ごしましょう~♪

おしまい。


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池田のりこ|漢方薬・薬膳・九星気学で整える!
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