2022年 インド旅 Kaivalyadhama 滞在記
カイヴァリヤダーマヨーガ研究所
ヨーガをしている方ならご存知の方もいるかと思いますが、
カイヴァリヤダーマヨーガ研究所のヘルスケアセンターを訪れました。
入国したムンバイからカイヴァリヤダーマのあるロナワラは、
列車で約2時間。
ロナワラ駅から研究所までは、リキシャで10分ほどです。
こちらの研究所は、数年前にヨーガ関係の知人達が訪れているのを見て、
いつか私も行ってみたいな~思っていました。
ヨーガとアーユルヴェーダやナチュロパシーが同じ施設で体験できるのが
とっても魅力的だなと...
こちらの施設は、最低一週間の滞在が条件で、日曜日Check IN/OUTです。
コロナ禍という事もあり、72時間前のPCR検査が必要でした。
プラス、滞在中は一切、研究所の外には出れません。
コロナ前はどうだったのか分かりませんが..
(*2022年7月の情報です。今現在は、必要かどうか分かりませんので、
最新の情報を得てくださいね。)
Naturopathy& Ayurveda
~ナチュロパシー&アーユルヴェーダ~
雨季にアーユルヴェーダのパンチャカルマ(浄化療法)がベストシーズンという事もあり、Yoga&Ayurvedaのプログラムを体験したかったのですが、
英語力の問題で、お薬を飲んだりする治療は不安という事と、
殆ど終わっていたのですが、生理と重なりアーユルヴェーダは断念。
アーユルヴェーダは、生理中や発熱の時などは施術が受けれません。
そこで、ナチュロパシーのドクターに尋ねると、オイルマッサージは大丈夫という事で、セサミオイルのトリートメントとアロマのトリートメントを
受けました。
普段、あまり『香り』は得意ではないのですが、未だに何のアロマオイルを使用されたのかは分かりませんが、私の好き系の香りでリラックス♪♪
何より、セラピストさんのスキルが最高に素晴らしかった!
とにかく優しく繊細で丁寧。私にはちょうど良い加減で。。
施術が終わるとスチームに入るのですが、ロナワラは避暑地なのですが、
涼しさを越えて肌寒さを感じるぐらいの気温だったので、
このスチームの熱さは体が温もり最高に気持ち良かった!
ちなみに、ナチュロパシーの施術ルームは、とてもスッキリしていて清潔。施術してもらっている時、寒かったのでセラピストに伝えると、
小型のヒーターを出してきてくれるほど設備は充実していました。
Yoga~ヨーガ~
ヨーガは、ベーシック/ アドバンス/ セラピークラスに分かれています。
私は、ベーシックのクラスに出るようにドクターに言われました。
一週間、朝と夕方の2回のレッスンは、殆ど内容は同じ。
日々ヨーガの実践をされている人は、物足りなさを感じるかもしれません。
ベーシッククラスだけでしょうか??太陽礼拝がなく、
アーサナ(ポーズ)の1つ1つをじっくり時間をかけて行う感じです。
又、基礎的なアーサナの中でも、簡単なものが多かったので、
初心者や初級者の方でも安心して参加できると思います。
実際、一緒に受けているインド人は初心者っぽい人が多かったです。
思いがけずダウンジャケットが必要なほど寒かったので、太陽礼拝がなく、
動きが少なかったのが物足りなさを感じた要因の1つかもしれません。
ただ、1つ1つアーサナにじっくり取り組むせいか、
一週間後、体幹がめちゃ強くなっている気がしたのが印象的でした。
アドバンスクラスもありましたが、私はベーシックと言われたので、
1週間ベーシックを受けていたのですが、ひょっとしたら、
アドバンスクラスのレッスンを受けて良かったのかもしれません...
夕方のヨーガレッスンの後の時間に、プラーナヤーマのクラスがあります。
カパラバティ、アヌロマビローマ、ウジャーイ、シタカリ、シッカリー、
バストリカ、ブラフマリ、他にもあったような。。
一週間の滞在で1度でしたが、
トラタカとマントラのチャンティングもありました。
『OM STAVANA』というマントラがとても美しく、初めて聞くマントラでしたが、小冊子を片手に皆さんと唱えていると、心がじわ~っとしました。
ヘルスケアセンター&食事&お部屋
敷地内はけっこう広く、Main Buildingの中に、受付、
スタンダードルーム、ヨーガをする部屋、食事、会計等があります。
そのMain Buildingから少し歩いた所に、
アーユルヴェーダとナチュロパシーの施術をする場所があります。
その他、売店(写真)とSATTVA CAFEがあります。
売店は、色々いっぱい置いてありましたが、
荷物を増やしたくなかったので何も買いませんでした。
Organic indiaのハーブティー等、そそられるものばかりでした♫
SATTVA CAFEは利用しませんでしたので、雰囲気などお伝えできません。
コールドプレスジュース云々とどこからか聞こえてきましたが..
あるのかないのか?どうなんだろう??
私が泊ったのは、Main Buildingから歩いて3分ほどの所にあSoham Kutir。写真の通り、とっても広くて清潔でした。
一人でこの広さは要らないね(笑)
お湯も出ますので、オイルまみれになっても大丈夫です。
掃除も定期的にしてくれますし、
お部屋には、お湯が沸かせるポットや小さな金庫もありました。
食事は、菜食で、朝・昼・晩の3食のサットヴァフードです。
朝にハーブティー、3時頃にハーブティーとミルクやフルーツが頂けます。
パンチャカルマのコースの人は、別の食事があるようでした。
研究所から外出できないし、ヨーガとセラピー以外は
殆ど何もする事がない中、毎食美味しい食事は楽しみの1つでした。
Rainy Season~雨季~
過去に数回、雨季にインドを訪れていますが、このロナワラの雨季は
想像以上のもので大袈裟ではなく、お日様に会えたのは一瞬でした。
ずっとずーーーーーーーっとずーーーーーーーっと雨が降り続けます。
宿泊している場所からヨーガを受けにいくだけで、
傘をさしていても全身がびしょびしょに濡れてしまうし、
足首が浸かってしまうほど道全体が水たまりになってしまうほどでした。
身体を整えているのに、心がどんよりしてくる感じでツラかった、、
雨季に滞在を考えている方は、傘やカッパ等の雨具はもちろんのこと、
防寒対策も必要です。私はインドに行く時は、必ず折りたためる
ダウンを持って行くので、今回もやっぱり持って来て大助かりでした!
寒がりの方は、長袖や靴下もあった方がいいと思います。
洗濯もなかなか乾きませんので、乾きやすい素材のものを持って行く方がいいですよ。
しかし、雨に濡れた緑や自然に囲まれたロナワラは、
瑞々しく美しく豊かさと恵み、そして耐えうる強さを感じました。
心に潤いと静けさをもたらしてくれた緑たち。
他の季節は、どんな表情を見せるのかな..
Om śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ