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I SURVIVED the Destruction of Pompeii, AD79(#10)

全世界数十億人のタドラーのみなさま、ごきげんよう。
自分にハッパをかけ続けるべくこの1年で読んだ英語の本を紹介していきたいと思います!

今日はこちら!(ドドン!)


I SURVIVED the Destruction of Pompeii, AD79
(^O^)/


アメリカの作家Lauren Tarshisが著した、”I SURVIVED”シリーズ全20冊のうちの第10冊目か…
半分まで来ましたな。1冊飛ばしたけど。

ええ、漸く。

”I SURVIVED the Sinking of the Titanic, 1912(#1)”を読み出してから、前回紹介した”I SURVIVED the Nazi Invasion, 1944(#9)”までおよそ1ヶ月、
”I SURVIVED the Nazi Invasion, 1944(#9)”を読み終えてから寝かせてしまい、この”I SURVIVED the Destruction of Pompeii, AD79(#10)”読了までもおよそ1ヶ月。


9冊から1冊引いた8冊読むのに1ヶ月、1冊読むのに1ヶ月…
一体何があったんや…

当時、特段忙しかった訳でもないし、もし忙しかったとしたって、おもしろければなんとか時間を見つけて読もうとするのが読書好きの人間やろと思うのですが。

モチベーション下がってたのかも知れませんな。なんとなく。

そんな内容だったのか、見てみることにしましょうか。
古代ローマまでタイムスリップ…




オレはMarcus、11歳。奴隷。
父さんはグラディエーターとして売られていった。めちゃくちゃ寂しい。特にこの、ポンペイの街を時折揺らす、不気味な揺れを感じているときには。
きっと何か、悪いことが起きるに違いねぇ。
それなのにこの街の奴ら、呑気に市場で買い物したり、グラディエーターたちの試合に興奮したり。イカれてる。

父さんは迷信よりも、科学を重んじる人だった。父さんがここにいたらきっと、オレの不安を聞いてくれて、その正体が何か、じっくり話し合えたと思うのに。


ある日、オレは見てしまった。
グラディエーターたちの行進を。
そしてその中に、父さんもいることを。

グラディエーターは、試合に勝ち続けなければ、死、あるのみ。



そんなことがあってたまるか…!

…オレはすぐに決意した。
父さんを取り戻すことを。





一計を案じてどさくさに紛れて父さんと合流し、ポンペイの街から逃げ出せた。ロバだったけど足も確保した。でも、次はどこへ?
向かった先はヴェスヴィオス山…追手を撒くために。




いやいやいや、いつも通りおもろいやん。
噴火前の地震も感じてるくせに、その火山そのものに向かうとか…

そーなんよねー


という訳で、中華系マレー女子の英語の先生が主催する読書サークルには、どんな投稿をしたのでしょうか?
そこから紐解いてみようかしら。

My Review; ★★★★☆ (4 stars)
- What I like
1) It was really a page turner just like the other books I've already read. Particularly after chapter 8
2) Supplements after the story are very helpful for readers to understand the historical events/accidents more deeply. I studied what "AD" stands for.

- What I Dislike
1) Nothing in particular.

8章からが急激におもしろくなった、とのこと(太字箇所)。裏返すとそれまでがつまらんかったんでしょうな。


この記事のために超絶ナナメ読みをしてみたところ朧げに、Marcusが父親を助けるまで、つまり7章まで、がわかりづらかったことを思い出した。Marcusが自身の所有者に意地悪されたとか、悲劇を予想する謎の老婆に会うとか。
正直、父親の助け方もイマイチ…
挿絵があったから理解できたものの。


えー
(゜-゜)

(せやから、「一計を案じてどさくさに紛れて父さんと合流」とか、ふわっとした書き方やったんか…)


とは言え、後半の怒涛の展開に英語多読魂に火がつき、無事読み通せたのでした。

繰り返しますが対象読者、年齢一桁代、100ページ前後の洋書に対しては、勢いが必要ですな。読みづらいからって、1ヶ月も放置しちゃいかん。


reading speedを測るモノサシ、WPM(Word Per Minute)についてはまたいずれ。




Amazon英語版はこちら。

”What Is/Was ?”シリーズ版はこちら。



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