「他人の噂話」が気になるのは自分の今が充実していない証拠です。
【テレビもネットも】
最近のYouTubeの動画、テレビともに「芸能人や有名人の噂話」ばかりを見ているような気がする。たしかに「それ」は、暇つぶしのコンテンツにはいいだろう。
【「潰す暇」を作るな】
世のビジネスマンで素晴らしい充実した仕事をしている人を見ていると、明らかに「無駄なことをしない」ように見える。しかし、実際に接してみるとそうではない。本当は「無駄なことができない」だけだ。行動としては同じだが、そこに至る過程が違う。「潰す暇がない」のだ。実際、売れている芸能人なども「自分の出ている放送番組を見ている暇がない」という話はよく聞く。
【結果だけ見ないこと】
今の世の中は「あの人はこうしている」がSNSなどでよく見える時代になっている。自分はこんななのに、あの人はすごいなぁ、が見える時代だ。しかし、SNSで見る「他人」とは、要するに「結果」だけしか見えていないから、今に至る過程などは見えない。
【スティーブを見てみよう】
ビジネスの世界でよく話が出てくるAppleの創業者の一人「スティーブ・ジョブズ」も「結果」は、世界企業のトップとしてもてはやされたが、あくまでも結果だ。そこに至る「過程」がある。あるときは中小企業だったAppleを潰しそうになり、あるときは会社から追い出されて自分で起業しなければならなくなり、本人が亡くなったのはAppleが絶頂のときではあっても50歳代。「もっと家族を大切にすればよかった」と、亡くなる直前に悔いの言葉を残している。亡くなったのが早すぎる。とは言うものの、この先のAppleを考えれば、その会社は衰退したかもしれず、そうであれば、この先、もしジョブズが生きていたら、大変に悲惨な老後を送っていたかもしれない。
【「今だけ」の「結果」は「途中経過」でしかない】
結局、人の世の中、人生なんてのに「結果」はない。「途中経過」があるだけだ。だから、希望もある、ということでもある。
【他人の噂話が聞こえる様になったら】
テレビをつける。ネットで動画を見る。芸能人などの噂話が気になる。それは、あなたが本来のやるべきことを持っていない証拠だ。もっと、楽しくて充実した人生が他にあるよ、ということだ。「他人の噂話の動画をついつい見てしまう」。というのは、それを探しにいけ、というサインなのだろう、と、私は思う。
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