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コーヒーの想い出から、メキシコ料理と英語と聖書。

【コーヒーは成人してから】
コーヒーを飲み始めたのは、あまり鮮明な記憶がないが、おそらく大学生になって、成人してからだったと思う。なぜならば、私の時代は「コーヒーは未成年の飲み物ではない」と言われて育ったからだ。それは覚えている。コーヒーも今ほど一般的ではなかったしね。

【最初のラッテは「あそこ」で飲んだ】
しかし、最初に「カフェ・ラッテ(Coffee Latte)」を飲んだのは覚えている。1990年代終わり頃に、米国のUniversity of California,Berkeleyの裏手にあった、映画「卒業」の最初のシーンで主人公が自転車で乗り付ける、あのカフェで飲んだのが最初だ。当時のコンピュータ関係者仲間と飲んだが、味はすごい濃いものを飲んだな、というのを覚えているだけだ。

【自分的には最初のスタバはL.A.で】
その後、2000年くらいだったと思うが、日本の、今は名前も聞かない某一部上場だった企業の仕事で、LA(Los Angeles)に行ったとき、コピー機がコンピュータになり始めた時代にそれをプリンターとして使う(今となっては当たり前だが)インターフェイスの試験をしに行ったのだが、合間でその際に友人になった台湾人の技術者(今でもFacebook Friendだ)に、「美味しいコーヒーがあるから飲みましょう」と言って、仕事の合間にテイクアウトのラッテを買ってきてもらって飲んだ。美味しかったが、今から思えば、あれが私の最初のSTARBUCKSのラッテだった。今は日本でも「ラッテ」も「STARBUCKS」も誰もが知っている程になって、スタバといえば「ドヤ顔でMacbookとiPhone族」の溜まりみたいになっているが、当時はどちらも日本で知っている人はほとんどいなかった。

【カリフォルニアはメキシコさ】
ところで、米国のカリフォルニア州はもともとメキシコだったので、あちこちにメキシコ料理の美味しいお店があって、米国に仕事で行く度によく行った。仕事で行くのは、やはりシリコンバレーをはじめとした西海岸が多かったからだ。一番よく行ったのは、当時定宿にしていたSanFranciscoのHotel Nikkoの真ん前にある小さなメキシコ料理屋で、ホテルにチェックインすると、夜ご飯はまっさきにそこに行って、コロナビールを流し込んで、タコスなどを食べるのが習慣になっていた。メキシコ料理といえば、日本にいるときは、東京・広尾の「La Jolla(ラ・ホイヤ)」に良く行った。あの店は今でもあるが、行けばいる客は日本人は少なく、店員さんも日本語が下手なので英語でオーダーするほうが楽だったりした。

【カリフォルニアの地名】
更に話が横道にそれるが、日本ではよく米国のLos Angelesを「ロス」と略すが、現地では「L.A.」と略すのが普通だ。カリフォルニアは元々がメキシコだから、地名はスペイン語だ。「Los」は英語では「The」で、「Angeles」は「天使」のことだから「Los Angeles」は「天使の土地」くらいの意味になる。同様に「SanFrancisco」も「San」は「Saint(聖なる)」「Francisco(フランシスコ - 人名)」だから、聖書に出てくる「聖フランシスコ」になる。

【英語の勉強には聖書も知っておくといいよ】
大学生のときに夏休みに欧州を巡ったことがあったが、ロンドンで当時話題だった「イエス・キリスト・スーパースター(Jesus Christ Superstar)」の本場の公演を見た。英語で登場人物をキリスト自身が語る場面で、使徒の名前を呼ぶのだが、英語なので「Peter,John,James」と言っている。あれって聖書に出てくる「ペテロ、ヨハネ、ヤコブ」なんですよね。英語の勉強をするときは、聖書は読んでおかないと恥かくなぁ、と思って、聖書も読んだ。言語は歴史だなぁ、と思った。いま、英語を勉強している人は、聖書は知っておくと「なるほど」ということが多くて、良い勉強にもなるので、日本語訳でもいいので、読んでおくことをお薦めします。しかしね、マグダラのマリア役の方の声は素晴らしかったが、そのぶん、体格も良い方が出てきて、マグダラのマリアのイメージがかなり崩れたのは良く覚えている(←失礼)。

【高校生のとき英語は赤点取ったけど】
高校生のときは英語で赤点をとった話をnoteに書いた。高校生のときはフォークソングクラブにいたんだが、その時の顧問の先生は数学の先生だったが、なんとプロのバンジョー弾きでもあった。学園祭に持ってきた彼のバンジョーは5弦。そう、彼はブルーグラス(米国のカントリーミュージックの元になった、生楽器だけで演奏する音楽)のバンジョーを弾いていたのだ。赤点後の英語の勉強には、その先生の影響でブルーグラスにハマって、ひたすらスラング(俗語)も混じったブルーグラスの定番の曲の英語の歌詞を日本語訳することから始めたのを覚えている。そのとき「英語学習には聖書が必須」だと思ったのを思い出す。

この文章、支離滅裂な題だよなぁ。中身もそうなんです。ごめん。Don't get me wrong!(悪く取らないで).って、Jesusu Christ Superstarの曲でユダがキリストに向かって繰り返し歌ってたなぁ。

【おまけ:日本の高度経済成長期とかバブルとか】
書いたあとによく考えれば、自分だけではなく、多くの同世代の友人や知人が似たような経験をしていたりする。今の学生から見るとかなり贅沢に見えるだろうが、これは「日本が豊かだったとき」の話であって、おそらく同じような経験ができる学生は今はかなり少ないだろう。しかし高度経済成長期の最後となった「バブル経済期」を最後に、日本からは毎年、豊かさが失われている。周りを見ると日本だけではないのもわかってきた。当時はそれなりに豊かではあったものの、金でできたものを噛む、なんてのは当時あったかどうかわからないが、時代とともに変わるものはどうしてもある。その時々に与えられた環境で精一杯やっていくしかないのは、今も昔も同じ、と思うだけだ。

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