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自分史 マインドセットは変わるもの

私のマインドセットはどの様に形作られたのか?どの様に変化したのか?そんなところを自分の過去を振り返りつつ書きたいと思います。30代中盤から40代に至る話です。

ちなみに最近の私のマインドセットは客観的に見るとどう見えるのか?気になるので誰かコメントください。

自分の分析では幼少期、青年期、壮年期、そして中年期 ←イマココ:認めたくないけどね(´・ω・`) 、と過ごしてきて壮年期から中年期にかなり変わったのではないかと思っています。

15年くらい前まで、私のマインドセットはどちらかと言うと固いマインドセットだったと思います。いまでもその自覚はありますが、随分柔らかくしなやかになったと思います。

どうして固いマインドセットだと思うのか?それは幼い頃は努力よりも結果を褒められ評価されてきたからです。

私の父はとても厳しい人で、今の時代ならDVで捕まっている事でしょうってくらいな感じが日常でした。ここには書きませんけどね。灰皿が飛んできてドアに突き刺さるとか経験した記憶があります。

そんな中で小学生くらいまでは「お前は頭が良いから成績が良い」をよく言われていた気がします。(その1000倍くらい叱られていますが...)

いつの頃からか自分で努力をする必要性を感じなくなっていました。
なんとなくなんでもできる気分です。凄い事です!とんでも無い勘違いです!!
それに頭が良いわけではありません、良く見える様に振る舞っていただけです。

剣道を少しだけ始めたのも小学生の頃です。ここでも初日(だったと思う)に、とても才能があると褒められ天狗になった記憶がうっすらとあります。ちなみに剣道はその後続けていません。習い始めに辞めているはずです。練習する必要性を感じなかったから。

それにしてもどうして私は野球をやらなかったのだろう?これは昔覚えてた気がするけど忘れたな。まあ私以外は野球大好き家族だったからかな。

そんなわけで思い返すと残念な田邊少年は固いマインドセットとして成長し、受験にことごとく失敗します。それは別の話ですが…


それでも変な自信はあるのです。そして自分への言い訳も良い感じに用意できるんです。やれば出来る!出来ないのは周りの環境が悪かったんだ。

そして、これは働き出しても変わる事はありません。目的がわからず、目標も明確にならない中では、固いマインドセットが変わる事はありませんでした。

それでも徐々にマインドが変わっていきました。30で結婚し子どもが生まれました。が、それは今回あまり関係ない。むしろ逆効果。

徐々にマインドが変わったのは、就職をしてそれなりに自分の力で結果を出せる様になったと思い始めた頃、やっと周りが見える様になり、凄い人達が沢山いる事に気が付いたあたりからです。

凄い人達は本当に凄まじく、優秀で有能で時間を惜しまず努力して結果を出していました。そこまでしなくてもと思う様な事でもやり抜く姿勢を見て、自分の意識が変わっていったと思っています。

周りがそんな風な環境だと自然とマインドも影響を受け、自分自身もやり抜く力を引き出されました。

様々な事に取り組む、チャレンジするのも怖くないと思える様になりました。

固いマインドセットの頃は失敗を恐れて怖がっていました。いや失敗よりも、それによる批判を恐れていたんですね。

ですが、そうでは無い世界を体験してからは、失敗したく無いなら努力すれば良いし、その上での失敗は原因の特定が比較的容易に特定できるので次に同じ失敗はしないと考えることができる様になりました。

それに批判される事も気にならない様になりました。

失敗をポジティブに捉えられる時代だったからと言うのも大きいかもしれません。今はちょっとした作業でも失敗できないですからね。窮屈な世の中です。

さて15年前と書いたのは、管理職として色々意識し始めたころだからです。

管理職として、自分も含めた組織として成功する事を考え、どの様な手法があるのか?どの様に進めればいいのか?を考え、結果も大事ですが、プロセスや努力も認める事を他者に対しても意識するようになりました。

その結果、次第にしなやかな強さになりましたが、かなり時間がかかったと思います。

分かってしまえば簡単ではありますが、行動も考えも簡単に変わらないのが無意識や顕在意識をひっくるめた”マインド”の凄いところで一人では時間がかかります。

これは信頼できる第三者が見守ってくれると効率的に効果的に変化を促せると、自分の経験から確信しています。それこそ、そう思えるのはコーチングを学ぶことができたからです。

今回の自分史はここまです。どうしてコーチングを学んだのか?それはこの記事の途中で分岐しています。と言うことで、こちらの記事をご覧ください。


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