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Stay Homeと、社会をつなぐ「想像力」
ご飯を食べられる。清潔でいられる。安心して眠ることができる。誰かから愛される、必要とされる。自己実現に時間を使うことができる。
マズローの5段階欲求のピラミッド。コロナや大雨などの災禍により、社会のどこかで、ガクンと階層が落ちてしまっている人がいる。その事に、どれだけ想像力を働かせられるか、そして手を差し伸べられるかー。
そんな話が、ミーティング中に出てきました。
在宅勤務が始まって早4ヶ月。家で仕事をすることで、自分と違う立場の方々を感じる機会が、大幅に減ったように思います。
今までは、通勤中に車椅子ユーザーの方やホームレスの方に出会ったりすることがありました。そこには、液晶画面からでは感じ取れない様々な情報がありました。音、匂い、それらに触れて生じる自分の感情。そういうものは、ブラウザに並ぶ文字や写真では、感じ取れません。
他にも、
電車の中で、赤ちゃんを必死であやすお母さんを見て、「何か出来ることはないかな」と心がさわつく事もなくなりました。
ルーズソックスの女子高生を見て「また、ルーズが流行ってるの?」と若者のファッションに目が留まることもなくなりました。
路上パフォーマーの方々を見て、「色んな人生があるなぁ」と感心することもなくなりました。
オフィスに行く、という一見無意味にも思えるその時間は、子どもの「社会科見学」のような役割がありました。現実で目に飛び込んでくる情報は、SNSのように興味関心でレコメンドされませんから。
オフィスに行かずとも、自分から外に出て「ひとり社会科見学」をすればいいのかも。
Stay Homeしながら、社会とつながり続けるために。
社会のどこかで苦しい思いをしている人を、想像できるように。
無意識に得ていた情報も、意識して取りに行かなきゃいけない時代なんだなぁ、と思ったという話。
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