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からだのこと。ひいては自分というもの。 その6

~ ロルフィング®️を通して ~


小満の頃から、空気中にじわじわと水の重みが増してくる。
ここ数日の朝は、からだも気持ちもどこか重い。
これがこの時期の気候によるからだの感覚なんだなと思う。

数年ほど前から、からだのリズムに目を向けることが始まった。
当時は、体のバイオリズムに沿って、今年は二十四節気の暦に沿って。
徐々に自分のサイクルが姿を現し始める。
この意識を続けていくと、その時の心身の状態が映し出す世界のソトの部分も見えてくる。
それだけで、自分で自分を染めている幻想から自由になる。

自分のからだを知ることは、それだけで自分軸を生きることにつながる。
自分のからだをわかるということは、「自分」を生きることとなる。


セッションをスタートしたのは、昨年の5月。
ちょうど、今の時期。
心身はとてもだるかったのを覚えている。
ロルフィング日記を読み返してもそれが出ている(笑)
そして、6月は私にとっては「段差」の月です。
ギャップが激しいとき。凪から嵐へ。

これも観察の習慣による効能。
過去を振り返ってもそういう月。
今年はどういう感じで現れるのかな。
たのしみです。


ここからは、ロルフィング日記。

4回目のセッション後から、色々なものが入れ替わっていく。
内側も外側の世界も。

そうなのです。奇しくも6月なのです。


当時の体験メモ
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セッションの前日、
内と外のギャップがない。
日々の経過を記録していくことがたのしみになっている。

<6/11 セッション3回目の当日>
朝方、右足がつる。
昨日は、両足がつった。

セッション2,3時間前からだるさと強い眠気、歩いていてもへとへと。
バラバラ感。思考回路は不安定。

セッション中の横の体制は、とても落ち着く、心地よい。
ふくらはぎで振動を感じる。
首から頭上に向かって、背中を腕を、振動は伝っていく。
腰の上部は大きくなった感じ、床との接地面は広い。
とても安堵感のある心地よさ。

セッション直後、まとまっている感。

その日の就寝時、おなかはとてもあたたかい。
それと、頭蓋骨、背中、顔面を伝っていく振動。


<6/12>
翌日、からだに意識向けると、背中、上腕を伝う振動を感じる。

肉体の少し外側の部分がブロックの組み換えしています、というようなうごめき。
何だか落ち着かない。

気持ちと思考は、散乱状態。焦点を合わせにくい。
思考は常に揺れ動いている、やじろべえみたい。

<6/14>
寝起き時、イマイチな気分とは別に、頭(思考)はどこか落ち着いている、さわやか。
そして、心の奥にはしずかなわくわく感が。


<6/19 セッション4回目の当日>
セッション早々に、緊張していた左足が面白いぐらいに一気に軽やかに。

左向きの体制時、体が背中側から前面へ押し出される感覚。
今日も足先から胴体、顔面を通り頭頂に向かって、振動は伝っていく。
次は足先、手先に向かっていく。肩周りは、円を描くように。
腰の左部分が動いたような。位置が少し上に。

ロルファーの声に声掛けに沿って、からだの部位に意識を向けていくのがおもしろい。
その都度、その部分が沈んでいく…。
ある時、それを機に突然、川が流れ出したかのように、
下半身から腰を抜けて上半身へと抜けていく。
腰は水門だったのだなぁ、と実感したこと。

終了時、開始からほんの数分しか経っていないような感覚。
腰と背(胴体)がひとつのつながりとして感じ、在る。
どっしりとしたドラム缶みたいに。

終了後のランチ時。時間感覚溶解。



<6/22> 夏至 ~嵐の日~ 
日々あることのひとつやふたつに、とても大きく揺さぶられる内側。
今迄もあったけれど、今回は休火山が活火山になったかのよう。
煮えたぎり、身悶えする内側の何か。
何だかすごかった。
翌日は、ケロッとしている。台風一過のしずまり。

からだは激しくもがいている。内側で強いせめぎあいのこの日。
人からまっすぐにことばを向けられたとき、一気にゆるむ。
からだの奥深くから。
人のこころはそれだけで安心するのだなと。


<6/25> ひとつの仕事と縁がきれた日。朝目覚めた時、わくわく感。


To be continued...

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