転職ブームで感じること
転職ブーム
近頃、周囲には転職を考える人々が増えてきた。それはまるで、新たな風が吹き始めたかのように、自然に力強く、選択を迫ってくる。しかし、私は転職を思い立っていない。仕事の不満もなければ、業種を変えるほど挑戦したいことがないからなのなどだが、一番は低燃費で仕事ができているからになるだろう。
仕事は何も背負ってないと長く走れる
この状況を例えるならば、私は荷物を背負っていない長く走れるトラックのようだ。一方、熱量や思いを背負った人々は、その重さを抱えて走るトラックだ。彼らは時には積み荷を降ろして、違うものを詰め込むことを選ぶ。つまり、転職を考えるのだ。
転職をしないことへの賛否
では、何も熱量や思いを背負わずに働くことは良くないことだろうか。社会的には「賛」で、個人的には「否」になのかもしれない。そりゃ、何も熱量がない吹き溜まりが会社にいるのは社会的に害悪でしかなく、新陳代謝が社内で起きて、常に新しい価値観や経験を持つ社員がいるほうが効率いいと思う。だけれでも、個人で見ると、現職に留まることは、自分自身を守り、自分のペースで保ちながら進む働き方になる。この方法は、自己のストレスを軽減し、長期的に安定して働くことができることにもつながる。
転職の選択における前提
結局のところ、転職をするかしないかは個々の選択である。しかし、その選択の裏には、私たちが毎日働くという事実がある。それ自体が、生活を支え、自己成長を促し、社会に貢献する素晴らしい行為だ。だからこそ、私たちは自分自身の働き方を見つめ直し、自分にとって最適な道を選ぶべきだ。社会的に、個人的に選択をどうするかは個々にゆだねられているが、私自身はそこまで考えられるほど、器が大きいわけでも余裕があるわけでもない、つまりは社会的にみると未熟なのである。