振り返り2024〜お仕事編〜
2024年は転職して2年目。
スタートアップ状態の会社に転職したので、誇張でもなんでもなく、どのタイミングを切り取っても3ヶ月前と全然違う景色を常に見ていた1年でした。
1年前の自分が、なんだか全然生ぬるい。
30代後半で、この環境に身を置けたことが、とてもラッキーだと思っています。
今日は、2024年の1年間、仕事を通じて考えたことや感じたことを振り返っていこうと思います。
仕事を通じて得たいものは何か
特に会社員として働く場合、自分が仕事を通じて得たいものを明確にして、それを得られる企業(組織)に所属することが非常に重要だと思います。
年収1,000万円欲しいと思ったら、その報酬を出せる体力のある企業に行かないと、いつまで経っても年収1,000万円は叶わない。経験も一緒で、たとえば事業立ち上げのような「0→1」の経験値が欲しかったら、それをやる予定がある企業にいないと、一生チャンスは回ってこない。
目の前の暮らしを安定させるための収入とか、柔軟性のある働き方とか、そういうものも「仕事を通じて得たいもの」であることには変わりないのだけど、自分の血肉になるような「得たいもの」を自覚していることで、より仕事人生が豊かになる気がしています。
私が今、仕事を通じて得たいものは、「自分で稼いでいく力」。
転職した時はまだぼんやりしていましたが、2024年は少し輪郭がはっきりしてきたように思います。
ここは2025年以降も引き続き意識していきたいところ。
振り子のような
2024年はかなり仕事に振り切って過ごしていたのですが、その反動なのか、OFFモードのOFFっぷりも振り切ってました。
まるで振り子のようです。
子どもたちだけが知っている、私のOFFモード。
ここにはあまり具体的なことは書けませんが、子どもたちに「うちの母は絶対に普通じゃない」と言われるような感じで、OFFは完全にOFFしてます。
OFFだけじゃなく、仕事以外のことにもちゃんとエネルギーを向けられたとも感じています。
子どもたちと遠出もしたし、人生初の”推し”もできたし(推し活はだいぶゆるめ)、2023年よりも断然忙しかったけど2023年よりも遊んでる気がする。
これも振り子みたいに感じる。
今年は「頑張るをやめる」って意識していたので、それが良い方向に働いたのかもしれません。もっと自分に素直になれば、もっと振り子が大きく振れる予感がします。
時間は有限
「時間はつくるもの」と自分に言い聞かせながらも「…って言っても限界があるわ」と感じることの多い1年でした。
仕事と家事育児をなんとかできても、自分の病院に行く時間がないとか。
暮らしは成り立っていても、たとえば自分の衣類を買い替える時間の余裕がないとか。
美容院に行く時間がないとか。
今、優先順位が「子どもたち&生活の維持≧仕事>>>>>>>>その他」になっていて、「自分のこと」は「その他」に分類されている状態です。自分をケアする時間が確保できていないから、「時間がない」と感じるのだと思います。
これは意識の問題だとも思うので、2025年に変えたいところのひとつ。
仕事には最大限エネルギーをかけたいけれど、やみくもに時間を大量投下したいわけではない。来年は40歳になるので、自分に胸を張れる時間の使い方をしていきたいです。
自分らしさ、とは
仕事に振り切った生活をしている中で、「自分らしさ」について考えることも多かったように思います。
特に意識することが多かったのは、体力のなさ。
今年はHSPを自認するきっかけもあって、自分が疲れやすいタイプであることや、ひとり時間の確保が生命線であることを、ことあるごとに感じた年でした。
気質やスキルや価値観も「自分らしさ」なんだけど、それよりももっと土台の部分というか。自分を良い状態に保つためには、「体力がない自分」をそのまま受け入れて、そんな自分を自分で大切にしてあげることがスタート地点なんだと考えるようになりました。
「自分らしさ」という点で言えば、昇格したことで、周りからどう見られているかをより意識するようになった年でもありました。仕事をしていると「役割を演じる」ことが必要だし当たり前だけど、それは別に自分に嘘をついているわけじゃないんですよね。ぼんやりとわかってきた感じなので、これからも少しずつ考えていきたいです。
「自分らしく働く」って、たぶん今まで想像してきたよりずっと自由で、そして奥が深い。もっともっと視野を広げて、「自分らしさ」を見つめてみたい。
2025年はこの辺りを言語化する時間も確保していきたいです。
総評:結果オーライ
少し抽象的な振り返りになりましたが、総評としては「結果オーライ」です。
ちょいちょい体調も崩したし、何度も壁にぶち当たったし、仕事と家庭の両立の面で途方に暮れそうになったタイミングもあったけど、とりあえずどれもこれも重大な問題には発展せず、前向きな気持ちで年の瀬を迎えられています。
結果オーライ。
年末年始の休暇が長めなので、来年への抱負は、年末に考えたいと思います。