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「学校、行く?行かない?」— 我が家のスタンス

「学校行きたくない」

朝からぐずぐず言う中一の息子を見ながら、私はいつもの言葉をかける。

「どうするか、自分で決めて。」

我が家の息子は幼稚園、小学校の頃から、たまに学校へ行けなくなる。最近また休む日が増えてきた。

でも、これといった大きな理由があるわけではない。いじめがあるわけでも、先生が嫌なわけでもない。ただ、「なんとなく行きたくない」日があるようだ。

不登校や行き渋りの対応に 「正解」 はないのかな、と思っている。

私は息子に対して 「学校へ行きなさい」とも「行かなくていい」とも言わない。行きたくない気持ちは受けとめる。でも、その後は 放置、という対応をしている。

彼の人生の選択は、彼自身が決めるべきだから。


学校は大事。でも、最優先ではない。

もちろん、私は学校を大事だと思っている。できれば楽しんで行ってほしいし、友達と過ごす時間や学びの機会を得てほしい。

でも、行きたくない、行けない何かがあるのなら——それを乗り越えるかどうかも 自分で考えてほしい。

親として勉強が心配になることもある。正直、このままでいいのかな?と思うこともある。でも、私は基本 「子どもも私も生きているだけで100点満点」 という考えを持つようにしている。

学校へ行くことよりも、自分の気持ちと向き合うこと、納得して行動することの方が大切だと思うから


イラッとする朝もあるけれど。

とはいえ、朝からぐずぐず言われると、正直イラッとすることもある。
「え?ただのサボりじゃん!」と言いたくなる時も。でも、そこで怒っても意味がない。だから私は フラットに伝える。

「どうするか、自分で決めて。」

この先、彼がどんな選択をするのかはわからない。でも、私は 彼の人生をコントロールするつもりはない。彼が「自分の意思で生きる」ことを、何よりも大事にしたいから。

学校に行く、行かない。それすらも、彼が自分で決める経験のひとつ。

私は、それを見守る。


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子育てライフコーチ
子どもの発達インストラクター
井上法子
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