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ヒトコブラクダ層戦争に巻き込まれたい

年明けに読み始めたけど面白すぎて2周目。
三つ子が宝石泥棒をして自衛隊に入ってPKOでイラク派遣されてシュメール文明の遺跡で冒険して帰国後にティラノサウルスの化石を発掘する話。
表紙イラストのラクダと青い女性とライオンも出てくるよ。

大きなフィクションだけれども、細部の取材がすごい。
特に刺さったのはPKOに派遣された自衛官の心意気。
右とか左とか関係なく、状況に縛られた中で自分の行動を自分で選択していく。

なんかさ、因果(こうしたからこうなった)とかこれからこうなるとか、未来のために今を頑張れとか。
後付けの理屈や未来を決めつける言説に飽き飽きしてる。
先の読めない状況に巻き込まれる快感は小説も映画も現実もいっしょ。

僕は本質的にMなんだ。

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和田のりあき/マジックパパ
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