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#8 なぜ本を読むのか

私は学生の頃、漫画は大好きでしたが、本が嫌いでした。
活字を見ると異様に眠くなり、
本を読むのが進まなかったからです。
それに一気に読み切ることも難しいため、
何日も本を開く⇒眠くなる⇒読むのやめるの繰り返しなので、
それなら一層本を読むのやめよう!と思って、
本から遠ざかっていきました。漫画は読み続けてましたが。。。w

でも、今では本が好きになりました。
それはとある作家さんとの出会いでした。
その作家さんは千田琢哉さん。
自己啓発本を書いており、
現在170冊以上の本を執筆されています。

私が千田さんの本と出合ったのは今から約12年ほど前です。
社会人3年目の時でした。
本の重要性を感じてはいつつも、なかなか踏み切れずにいた時に、
ふと目に留まった一冊の本。

『死ぬまで仕事に困らないために20代で出会っておきたい100の言葉』

このカバー表紙の写真がすごく良くて、思わず手に取り、
パラパラとめくると1つの言葉に見開き1ページで解説が書いてありました。
とても読みやすいなと実感し、そのまま購入。
家に帰っても簡単に読み進めることができ、
あっという間に読破できました。
すると、この人の本なら読めるし勉強になる!と感じ、
それからというもの、新刊が出ては購入を続けました。
10冊くらい読み進めてからでしょうか。
他の本にも興味を示すようになり、
そこからはどんどんと本を買っては読むようになりました。
それで今では本が好きになった、ということです。

今ではなぜもっと早くからいろんな本を読まなかったのだろうか、
という後悔がとても強いです。
本の良さをもっと早くから知っていれば、
より沢山のことを学ぶことができたのに、と思うと、
今の若い人にはぜひとも早くから本を読んで欲しいなと思いました。

では、本の良さって何か、について、
私なりに感じたことをまとめていきたいと思います。

①自分を高められる
やはり一番は自分を高められるということではないでしょうか。
本は今まで生きてきた人たちの多くの知見が含まれています。
しかも、自分が探し求めている悩みや疑問はほぼ間違いなくあります。
そういう先人の知恵を学ぶことで自分が高められ、
自分の追い求めている理想に近づけられるのではないかと思います。
私もたくさんの本を読むことでたくさんの学びがありました。
これからも自分を高めるために読み続けていきたいと思います。

②想像力が増す
小説などを読むと想像力が増すと思います。
小説に描かれている情景を頭に思い描くことで、
小説の中に入り込んで一体感を得られると、
緊迫したシーンだと自分も緊張してドキドキしたり、
淡い青春シーンだとこのあとどうなるの?とワクワクしたり。
そういう経験をしていくことで、
感性を磨くことにもつながると思います。
その結果、日々のコミュニケーションにも活かされていくのではないかと思います。

③予習になる
①につながる部分かと思いますが、
何かを始めてみよう、
と思ったときにいきなりやるのではなく、
本を読むことから始めるとイメージが湧き、
疑似体験のような感覚を得られるのも本の良さだと思います。
会社で「今度○○を導入していく」という話があった時に、
○○の導入事例など本で探したり、
そもそも○○が分からなければ、
その基礎知識を本で得ることすれば予習になります。
ネットでもできることではないかと思われますが、
本だと目次があったり、情報が見開きなので、
個人的にはとらえやすいというのがメリットかと思っています。
ネットだとスクロールが面倒だったり、
開いてみたけどなんか違う気がする。。。
といった感じになったりしたことありませんか?
なので、本の方が情報を得るには良いのではないかな、
と思っています。

④信用がある
本はお金を払って購入します。
それはなぜか。
信用を買っているからということになると思います。
先ほども書きましたが、ネットはタダですが、
どれが正しいかの取捨選択が難しいです。
でも、本は出版社の方が良いと思った企画・内容しか、
店頭に並んでいません。
であれば、同じジャンルの中で対立する意見はあるとは思いますが、
間違った情報はないといえるでしょう。
そのため、正しく自分を高められるということになります。

まだまだ良い面があると思います。
ただ、私にはこれくらいしか思いつかなかったので、
ここで終わりにしますが。。。
とにかく本にはたくさんメリットがあります。
遅かれ早かれその事実を理解し、
本を読むことを好きになって欲しいなと思っています。

そのためには私のようにまず、
何となく気に入った!
と思える本を手に取って買ってみるということが良いと思います。
千田さんの言葉を借りるのであれば、
それはその時あなたに必要な本ですから。

話は変わりますが、
最近私はオーディオブックにはまっています。
読むのも楽しいのですが、
オーディオブックを聞くようになって、
自分は耳からの情報の方がよく理解できそう、
と思えました。
もともと目から入る情報の方が理解しやすい人、
耳から聞く情報の方が理解しやすい人といるようなので、
自分は後者なのかも、と気付けた感じです。
なので、「読む」が抵抗ある方は
「聞く」から入るのも良いかもしれません。

それから漫画もおススメです。
今は名著と呼ばれるものは漫画になっていることが多いです。
「7つの習慣」や「マネジメント」など、
なかなかのボリュームの古書も漫画で読むと、
イメージしやすかったりします。
これも私の特性なのですが、
原書が洋書の本はたまに無理やり翻訳したのかな?
と感じる文章があり、理解しずらいことがあります。
単に私の日本語の語彙力の問題かもしれませんが。。。
でも、やはり漫画だと適切なシチュエーションを踏まえて書かれているので、
理解はしやすいと思いますし、何より読む時間も少なくてすみます。
つまり何度も読み返せるってことですね。
よってより理解が深まります。
ですから、漫画はこども向けとか思わず、
どんどん手に取るのが良いと思います。

最後に。
私も本が嫌いだったので偉そうに言えませんが、
やはり本は読んだ方が良いという想いは、
読んでこなかったからこそ言えることかなとも思います。
本に対してマイナスイメージがあったとしても、
まずは本屋に行って、
気になる本を一冊買ってみて、
読んでみるといいのではないでしょうか。
また、あなたにあった本との付き合い方は増えてきていますので、
まずは自分に合う本との向き合い方を探してみてはいかがでしょうか。
そうやって少しずつ本と向き合ってもらえるとよいと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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