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ADHDと共に生きる
ADHD(注意欠陥多動性障害)は現在では神経発達症といわれている。
私は大人になって身近な人からその指摘を受けて、よく考えると非常によく当てはまる部分が数多く存在した為、いったいどうなのか?とメンタル科を受診した。
『当てはまる部分』とは何か?と言うと、例えばマルチタスクが苦手なところ。
何かをしながら何かをする。中には出来る事もある。が、苦手な方が多い。特に下記の①はそれが顕著だ。
他にも苦手とすることを下記の②〜⑤にまとめてみた。
①マルチタスク(例 料理しながら会話する)
これはどちらかに偏ってしまう。会話に集中し手元の作業効率が一気に下がってしまう。手が止まり、料理が思うように出来なかったり、極端に遅くなってしまう。それか、料理に集中がいくと、会話の内容が頭に入ってこないといった現象が起きる。
②話しだすと止まらなくなる
自分が凄く伝えたい事、興味あることとなると衝動性も加わり、それ今言う?というタイミングで話し始めたり、話はじめたらマイペースで話してしまう。連想ゲームの様に〇〇といったら〇〇で…というひらめきが次々と浮かんで、話がまとまらない。
③いつも通りが安心。変化が苦手。
ルーティーン化が安心。突然、場の状況などが変わった時など、臨機応変に柔軟な対応ができず、ただただイラッとしてしまう。
但し、表面的には仕事ではそれを抑える事が出来るが、プライベートとなると感情が出てしまう。
④片付けが苦手
物の収納場所がきちんとここ!と決められていないと、適当に置いたり仕舞ったりする為、整理整頓が出来ず、直ぐに散らかってしまう。
また、探し物が多い。
物の収納場所は頭で覚えていられないため、特に細かい物に関しては収納場所に表示をしないと片づけられない。
⑤聴覚より視覚
耳から入る言語、音声による情報管理、理解が苦手で断片的にしか聴きとれなかったり、直ぐに忘れてしまったりする。
目からの情報の方が覚えやすく、そして記憶に刻みやすい。
上記の①〜⑤までは顕著であり。はっきりと自覚している症状である。
メンタル科では、それらをすべて医師に伝え、臨床心理士による様々な検査を受け、結果、それ以来、アトモキセチンというADHD薬を処方して貰っている。
少しではあるが、一年以上内服してきて、劇的に凄く変わった!は無いが、何か良いような気もする部分もある。朝の頭のモヤや起床後の絡みつく眠気がなくなった部分は大きい。
あと、衝動的な喋りが抑えられているかなと。
自分なりに難しく自覚している部分は、それなりに対策をとっており、何とかなっている部分もある。しかし、まだまだ症状は複雑で色々と課題もある。
自分が困るだけなら良いけれど、周囲に迷惑を掛ける事が困りごと。
そうした事に繋がらないようにしていきたい。
ADHDのことは、またnote上で色んな角度から記事を綴っていこうと思う。