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Photo by
asanoshizuku
【映画】ルックバックを観る
公開当時から話題になっていたこちらの作品。
描くことを通じて、2人の女の子が出会い、そこから始まる物語です。
漫画があったようなのですが、それは知らなかったので映画が初見でした。
要約すると
戻れない青春という時間の輝き。
人生で出会える数少ないかけがえのない友人。
繋がる想い。
と言った印象でした。
若さゆえの未熟さや、拙い時間の中にある、怖いものなしの勢いみたいなものが、すごく軽やかに描かれいます。
藤野さんが、手と足をうまく運べないほど、言い得ぬ喜びを爆発させるシーンがあるのですが、その描写が一番強く残っています。
過ぎ去ってみると、何が一番大事だったのか、自分が何を大切にしたかったのか、それを痛感するような、チクリと胸がいたむ作品でした。
自分がもう少し若い時に出会っていたら、かなり刺さる作品になっていると思います。
心の中に誰がいるのか、ふと問いたくなると同時に、時が過ぎ、大人になってしまった自分を感じました。