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マンションでもできた!窓辺ソーラープチ発電 節電結果1年分【脱線小話】

電気代の高騰が、話題になってるここ最近。

なの だけど、

我が家は既に、去年から小型のモバイルソーラー発電+USB充電器&エネループを使用して、屋内の照明系と携帯充電の自家発電化と。
ご近所から入ってくる洗濯系ケミカルの化学物質過敏症になっちまったオイラには必須の、水式空気清浄器のエネループ稼働による節電を試してて。
ガラホの充電&モバイルバッテリ充電は、5時間以上の通話をする日が有ってもほぼ100%。
夜間照明用のLDEランタン用エネループの充電が50~80%、日照時間が季節にもよるけど3~5時間程度の我が家でもプチ自家発電ができていて。

で、

先月で実験開始ほぼほぼで、1年まるっと一周し。
2021年と2022年を、実際比較し並べたら

こんな感じになりました(°ω°)

使用量は一番少ない月でも10kWh、最大で37kWhも減ったのに。
使用料金前年比、5カ月 前年同月越えしとるΣ(°ω°ノ)ノ

一番ひどい6~7月が
使用量  2021年 105kWh 2022年 87kWh
使用料金 2021年 2,921円 2022年3,193円
ってとこだけど。

コレでも今年に入っての爆上げ前の話しだし、節電や自家発電をせぬままにそのまま使っておったらば、毎月1000~2000円高かったって事なので。

まぁ、既に去年の購入時1.2万円代だったソーラーパネルと充電器代の回収は既に1式分はできていて、繰り返し充電や防災兼ねてのエネループ&充電エボルタ代金やランタンライトその他も
今年の値上げのレベルだと、今年で半ばくらいには元取れちゃいそうなのだ(°ω°;)

そんな、某大手家電屋の通販で全部入手可能なお手軽さの
我が家のプチ自家発電&節電セットは、ザックリ書くとこんな感じのセットです(・ω・)

  • 富士倉のモバイルソーラ発電器BA-SP40W(最大出力40W、USB A充電3ポート(内1ポート急速充電可)+DC出力1、去年の年明けと梅雨頃(災害時の分散目的お母ちゃん宅押し付け用)は取り寄せ5~7日くらいでした)

  • パナのUSB入出力充電器 BQ-CC91(残量表示なしタイプ)

  • パナのUSB入出力充電器 BQ-CC87(残量表示ありタイプ)

  • GENTOS LEDランタン EX-334D

  • パナの充電式エボルタお手軽モデル&充電式エボルタ・エネループスタンダードを各複数セット(+サンヨー時代からのエネループ&エネル-プPro数セット)

  • 簡易水式空気清浄機用USB FAN(900円くらい、ちょい五月蠅いけど停電時の扇風機替わりにもなる)


ちなみにコレがLEDランタン+充電器+充電式エボルタの、夜間照明節電セット(・ω・)


窓辺充電風景(°ω°)
陽向と日陰の境目が分るレベルの薄曇りまでなら、発電効率がかなり落ちる窓ガラスの内側の設置でも、立てても寝かしてもUSBポート1つ分は充電できる出力アリ。

数年前に同じようなやり方を検討した時は、折り畳みサイズが同じくらいの最悪徒歩でも持って逃げられるもの、で現実的な発電力のあるモノはSUWAOKIの25Wが当時は評判が良かったのだけど。

その評判が良い物でも、25W程度だと晴れ日の直射日光じゃなきゃほぼ無理で、窓の内側に設置したレビューではモバイルソーラで使い物になるものは当時実質存在して無くて、しかも価格が3~4万。
で、エネループのUSB充電器も、何故か当時のモデルは2本4本の偶数本数でしか充電できない縛りアリ。
って状態で、「ガジェットマニアが、アウトドアで道楽使用をする域を脱してないなぁ」ってのが当時の感想で購入断念してたけど

本当に、ここ数年での飛躍的な技術の進歩は凄くって。
折り畳みがA4サイズ程度のパネルでも、40W越えの出力なら一般的に発電効率が三分の一以下になるって言われてる窓ガラスの内側設置でもちゃんと充電できたので。
「マンションやアパートだし、自家発電はムリだよなぁ」って、
イメージ持ってる人達にも。このパネルや、窓辺サイズそこそこ出力の最近のモバイルパネルはお勧めデス(°ω°+)


元某ITメーカの修理メインのハード保守屋10ウン年、工業高校機械科卒、電気工事のCAD屋とかもやっている、基本的な電気や機械の知識はあるが電気工事士の資格はないし自作する程無謀じゃないオイラが。
ここの登場人物で、電気や機械は専門外のワン子さんに
防災用で小型ソーラ購入の相談された時の、選び方のポイントはザックリ以下の感じです(°ω°)


【ソーラパネル選びに関しては】

  • USB充電メインで窓の内側設置で使用をしたいなら、40W以上の出力の物で窓辺に収まるサイズの物。現状使って見て陽向と日陰の境目が分る程度の薄曇りまでなら、USBポート1ポート分は充電できる。

  • ベランダ等の直射日光のあたる場所に置くのなら、長めの充電ケーブルを買わないとスマホ等を外に放置することになる。直射日光環境での使用のみなら、晴れ日なら20W前後でもスマホやちょっとしたUSB機器の充電は十分できる。

  • 鞄に入る位小型の10数W程度のモバイルパネルは、ド快晴の直射日光以外ではほとんど使い物にはならないレベルなのを承知で買う。

  • ソーラパネル付モバイルバッテリは、パネルが小さくてソーラ充電のみだけで現実的に使える発電力がそもそもないし(4~6枚くらいのパネル開いて使うやつが晴れ日の直射日光でギリ多少使えるレベル)。直射日光での発電しかできないので、通常高温や直射日光NGのバッテリごと日向に置くという致命的な欠陥構造だし。真夏のド炎天下の陽向なんかに置いた日には、良くて膨張・変形・液漏れ、最悪は発煙発火を起こすのでオイラは絶対お勧めしない(同じ理由でパネル付LEDランタン等もお勧めしてないです)。

  • 固定設置だと、季節や周辺環境の変化による陽の差し込み位置の変化に合わせた場所移動、台風その他悪天候時の屋内退避、非常時の持出もできないので簡単に移動可能なタイプがお勧め。日常の節電目的で炊飯器や電子レンジとか消費電力のデカいものにも対応できる、大型のポータブル電源を使用したいのであれば。設置場所の日照時間にもよるけど防水・外置き設置可の200~400W以上の屋外設置向きのパネルがたぶん必要。

  • パネルによって日が陰ったり、パネルを遮られたりしたときに出力不足で充電先の機器側でエラーが出た場合、再度日差しが復活した際の自動リセット機能があるものと無いものがある。(ちなみに富士倉のBA-SP40Wはエラーが出たらケーブル抜き差しorパネルの開閉での手動リセットが必要。雲りと晴れを繰り返す日はちょっと手間だけど、自宅内だし見える場所に置いているので値段安いし気にしてない)


【ポータブル電源や充電バッテリ選びに関しては】

  • バッテリの廃棄時のルートがきちんとあり、特にポタ電の場合はバッテリの寿命交換等の対応がきちんとできるメーカー&購入先を選ぶ(ココが曖昧な海外メーカのとか買っちゃうと、自治ごとにルールが違うけど正しく廃棄するのが本当に大変です)。

  • 値段や容量も大事だが、繰り返し充電回数をちゃんと確認して自分の使用頻度と耐用年数と価格のバランスで検討する(一般的に一番多い500回程度だと毎日使うと2年持たないので、充電式LDEランタンやライトを普段使いにお勧めしない理由もコレ)

  • ポタ電を選ぶときは、何の為に使いたいのかが重要!非常時にスマホや明かりの確保ができればOK程度なら、一般的な数万円のモデルで十分ではあるものの、現状10万円以下だと最大出力が300Wすらないのものが多いので。日常の節電目的や停電時の快適さ優先で炊飯器や電子レンジ等の熱調理器での日常生活をキープしたいなら全く使い物にはならないです。使いたい家電の定格出力を確認して、同時使用をしたいものの合計より大きな出力のものを選ぶ。

  • ポタ電を買うなら、対応周波数も要確認!50Hz、60Hz、双方の切り替え可。と、ポタ電、家電共にメーカーが同じでも、モデルごとに違うので。特に普通に家電製品を使いたい場合は使いたい家電の対応周波数がどれかを確認して(50-60Hz表記ならどっちでも可)、対応している周波数のものを購入する。

DIY系の情報とか、「いやソレ下手したら火事になるが?( ̄ω ̄;)」
なレベルの情報を、堂々と発信しちゃってるのもよく見かけるけど。
ソーラ含めた各種発電にせよバッテリでの蓄電にせよ、自作するにしても出力に見合ったケーブルの選定、きちんとした絶縁、難燃性の材料の使用や耐火処理とかそもそもの設置環境(湿気もホコリもなんも考えてないような設置場所で、ケーブルや接点剥き出しとか、配線をただの普通の木に適当にネジ止めしてるとかもぉ論外(°ω°`))も悪いとか。
「失敗して火事になっちゃいました(テヘペロ)」じゃぁ済まないし。確かにパーツは売ってるけど、特に家電も普通に使えるレベルのモノの自作に関しては、工事士の資格持ってナイ無資格者が安易に手を出して良い物じゃないとオイラは思ってる。
既製品の200Wの屋外使用のモバイルパネルでも安いのは4~5万くらいだし、広いバルコニーとか軒先とか庭とか置き場所のスペースに余裕があるなら連結可能な既製品複数枚合わせればかなりの発電力を得られるし。富士倉にもあるけど、充電回数2000回エアコンや電子レンジも使える大容量ポータブルバッテリも20~40万くらいだし。
火災リスクを冒してまで無理な自作をする意味も、柔軟性のない屋根固定に拘る意味も今の製品たちならば最早必要ないんだなぁ。


と、そんなこんなで


マンションだし、停電時に自宅だけ発電しても共用部の中継器側が落ちてネットなんて使えないからPC使えても意味ないし。

非常時の調理なら、鍋用のカセットコンロ持ってるし。
食品の保存もまぁ、冷蔵庫の中身早々食べちゃえば後は昔ながらの方法で何とかなるし。
そもそも、家電使えるほどの出力の日照時間が我が家にはないし
非常時には、明かりの確保とガラホの充電が出来れば十分!って認識の我が家では
価格含めた入手のしやすさ、
繰り返し充電回数(お手軽エボルタ1200回、エネループスタンダード500回)、
正規の回収がある廃棄ルートの手軽さで、
単三電池稼働のLDEランタンとエネループ各種+モバイルバッテリ機能もあるエネループ入出力充電器の組み合わせ
最適解になったのだ(°ω°)


あ、


このご時世だし、いつまで今の価格で買えるかわからんし。
そうじゃなくても、気に入ったモノのを数年後に再購入をしようと思ったら終売してるとかありがちなので。
ジェントスだから作りはそこそこ丈夫だし、既に何回も落下させても元気だけど。毎日使うランタンライトのスイッチ部分の摩耗劣化の故障に備え、ちょうど割引価格になってたので予備兼ねて追加でもう1個購入したのだけど。

EX-334Dを2台を複数方向から使用すると、6~8畳くらいの部屋の天井のシーリングライトと同じくらい明るいし。
しかも、LEDライト特有の影の強さが気にならないくらい更に見やすくなるのがわかったので。
サイズのデカい老舗ブランドの、お高い割には諸々の扱いやすさが微妙な大型のLDEランタンを購入するくらいなら。
単三電池4本で一晩持ち、公式にエネループ使用可のモデル。
且つ、500mlペットボトルより細い手の平サイズで最大440ルーメンの下手な大型ランタンより優秀な明るさ、調光&色調(3色)切り替え可で、今のところ1台二千数百円で購入できるEX-334Dの方が気軽に持ち歩きも移動もできて人数分の確保もしやすいし。
特に家族が複数の人なら一人1台持ちで、集まった時にはより明るく1台ずつの光度を程よく落とせば電池消耗も減らせるし、個々の屋内移動や分散時にもそれぞれが快適に過ごせるし(トイレとか風呂とか、複数人だと大型1台だけじゃ対応できないのが、停電時の盲点になりがちなのだ)。
EX-334Dの複数台持ち、圧倒的にお勧めデス(°ω°)

ちなみに、だいぶ前にCADの仕事もらってる電気工事屋のオッチャンに聴いてみたことがあるんだけど。既に建ってる普通の家にソーラパネルの設置を頼まれても、そもそも屋根に重いもの乗せる計算で建てられてないし。当然に架台固定をするためには屋根の下の丈夫な構造部分まで屋根に穴を開けねばならんので。雨漏りや屋根の劣化のリスクを考えても保証なんてできないから俺はやらないと言っていた。
他にも、片側だけ重いもの乗っけたら地震で倒壊しやすくならん?とか
台風の飛来物で割れるようなもんを、屋根に乗っけるってどうなん?とか。あまつさえ、畑や野山を潰してまでエコだエコだてバカなのか?って思うから。
そういう視点で見て見ても、今は移動可能なパネルでも高出力なの増えてるし。固定設置のソーラーは、既に人工物が作られてる土地の鉄筋コンクリ構造の丈夫な建物の屋上設置の例外を除きオイラはお勧めしてないです。


<過去に書いた、実際の使い方や使ってみた使用感の詳細記事>


<その他、雑でもできるプチ自給&昔ながらの暮らし記事>


ただの猫の戯言ではありますが、少しでもナニカのきっかけになれていたら幸いです(´ω`*) 猫なので餌付けしてもソレだけで懐くことはナイですが、それでも良ければいただいたものはポチの珈琲代やご飯代になります。 コメントをいただく場合は、「はじめまして」の※の注意事項をご一読願います