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ノラ猫ポチのウソツキ遊び【撮って出しで遊ぶ月:脱線小話 1/8やや追記】

みんなのフォトギャラリーでお馴染みの、この現実には存在しえないド派手な色彩の月写真。
実は30倍ズームで手の平サイズ3万円代のコンデジSONY DSC-HX60Vの、JPG撮って出しで色含めイメージ自体の後加工は猫写真と同じく一切してないシリーズなのだけど。
(リサイズと若干の位置合わせのトリミングはアリ)

何でこんな写真を撮りだしたのか?のきっかけは何年前だったか、某つぶやき型SNSの天体写真アカウントが「こんなに赤い月が出てました!」みたいな内容を上げてたんだけど。
今ほど加工アプリが一般的じゃなかった時代とはいえ、多少なりカメラで遊ぶ人間なら、明らかにライトルームあたりのソフト使った加工ですよね?っていうかなり雑な全体のカラーバランスのソレを知り合いが純粋に信じちゃってて
「凄い!こんなに赤い月が出てたんですね!」って感動しちゃっておるそのソレがちょっと危ういなと思ったから。

だったりしたのだけど。

まぁ、そのままその感動の言葉にツッコミを入れるのも無粋だし、そもそもオイラ洋モノSNSは規約読むほどに他国の法的なOK/NGラインなんてわからんから著作権や個人情報保護系の部分で微妙過ぎてやってないし。

んじゃぁ、もう明らかに誰がどう見たって嘘ですよね?
って写真をあえて撮って出しで撮ることで

写真なんて、いくらでも嘘をつけるモノなのよ

を実際に見て感じられるモノを撮ってまえ(°ω°)ノ

って、始めたのがこの非現実な色の月「ウソツキ遊び」
だったりします(°ω°)

てな訳で、

デジカメならではの遊びとして、大量のレンズフィルタを用意しなくってもホワイトバランスやカラーモードを変更すれば

ただの普通の満月を、ストロベリームーンの名に寄せた色にしちゃったり


だいたい肉眼で見てこんな感じの月だとしても

こんな感じで、子供のお絵かきか?ってレベルの黄色にしちゃったり

血の色みたいに真っ赤にしちゃったり

信号機みたいな青にしちゃたっり

なんかメロンソーダな気分て撮ってみて

更にソーダっぽい色にしてみたり

グレープ味っぽい色にしてみたり

ちょっと鋭く冷たい月も欲しいな?ってこんな感じで撮ってみたり

更に気象条件と合わせると、なんかムーディーな仕上がりに撮れちゃったり

(確か平成最後の満月だった記憶)


全体に細かい設定まで入れると両手両足はみ出すかはみ出さないかの設定項目を、毎度手動で固定値に設定してその時の気分でアレコレ遊んでるのだけど。

単純に月の写真って固定定点観測でもなきゃ、ぶっちゃけスーパームーンだろうかその年の一番ちっさい月だろうか写真上では見分けなんかつかないし。

同じカメラで(たぶん)スタンダードな月の撮影の仕方として
焦点解放(風景モード)
ノイズの乗らない範囲のISO感度
モノクロのハイコントラストモード
で模様がくっきり見えるシャッター速度で撮っちゃうと

と、こんな感じになるとこが月撮影の宿命で。

「色で遊ぶ」以外の選択肢だと

こういう「影遊び」とかもできるのだけど

(Nikon CoolPix P6000)

色で遊ぶか、移り込む風景でドコのナニを選ぶかや、
明るく撮るか暗く撮るか、影を入れるか入れないか
がその人の個性と経験がでるとこか(°ω°)

ぶっちゃけオイラ、カメラの勉強なんて一切したことがナイもんで、カメラの知識なんて御大層なモノはプロやセミプロの神輿写真仲間のオッチャンたちとの雑談での聞きかじり程度のモノしかないし。
基本的なメカとしての構造と動作原理から予測して
自分の使ってるカメラの設定を端から端まで、最大から最小に振り切って実際色々撮ってみるって実践で遊んで撮ってるだけだけど。

特にデジカメの場合だと、同じNikonのPシリーズですらモデルが違えば同じ数値でも同じ風合いになんて撮れないし。
NikonのPシリーズは固定設定にしたら固定設定通り、
例え上手く撮れなかろうが自動調整なんてされないけど。
SONYのHX60VだとISO感度を低感度固定にしていても、撮影環境が暗くなると勝手に微妙に調整しノイズ乗っけて来ちゃったり。

オイラの骨董カメラなP6000だとISO感度200が限界で、ソレ以上に上げると最早被写体の表情の判別すら危うい程ザラッザラになっちゃうけど。
神輿写真の某氏が使ってたフルサイズセンサーの数年前のモデルだと、12800とかに上げてても撮った写真拡大してもノイズわからんくらいに撮れちゃったり。

結局は、自分の使ってるそのカメラの、撮れ方の性質だとか癖だとかソレをどれくらい把握して。
で、その中でどんくらい遊ぶのか、ナニを切り取り残すのか、どういう姿で見せるのか。

ソコに撮ってる人間の思想や思考が出ちゃうから、カメラが事実を写すとは思わん方が良い かもね(°ω°)

と、そんなことをとりあえず書きたくなった2023。


巷に流れる情報の、何が事実で嘘なのか。

悪意が有っても無くっても、ソレを流した人間は
ナニを見せて どの辺は見せたくなかったモノだったのか。

たとえ肉眼だろうとも、自分の視ておるその視点
見落とししている重要な部分がいつでもあるかも?を

意識しないと流される、危険を感じる2023。

実際今ってディープフェイクとか使えば、動画ですら狙った相手の写真使って別人の動作に重ねて本人が言ってない&やってない行動をスマホレベルの機器ですら簡単に捏造できちゃうし。

動画配信なんかでも、もう老若男女「そのままの自分」で写ってるひとなんてほぼ居なくて。同じような発信してる人が複数人同時に集まって集合写真やコラボとかやると、誰のカメラは目がデカくなるとか、鼻や顎が異様に細くなるとか、オジサンなのにシワひとつないツルッツルの玉子肌に写るとか。その加工度合いの変化を見ると、誰が自分のナニにコンプレックスを持っていて、理想の自分をどう見せたがっているのかまで透けて視えちゃうこのご時世。
(そのうち音声すら同時配信で歌のピッチ調整とかできちゃう時代になるのかなぁ、とかぼんやりだけども思ったり)
まぁ、今更「カメラは事実を写さない」なんてわざわざ言う必要もないかな?ところはあるけども。

つい最近も隣りの打ち上げ実験の光が全国的に見えたとかで、うちのお母ちゃんも目撃したらしくそん時疑問に思ったが。散々煽り煽ってるソコの隣の打ち上げは、大して距離など違わぬが目撃方法ナイよね?と。

誰が何を煽ってて、ナニを隠して誤魔化すか
誰が何を望んでて、ナニは目隠ししたいのか

そういう思惑みたいのが、絡みに絡んだ2023。

当然オイラも猫だから、見えてることなど少ないし。騙されるんじゃぁないよって、ナニカがざわざわ騒ぐのだ(°ω°;)


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