火星の使い方~たたかわない生き方~
火星の使い方が、変わりつつある気がしています。
火星って、何かを「獲得」するために「戦う」とか、そんなイメージの星で。古来から、生き伸びるためには、獲物を「獲得」するために、戦う必要があったわけで。そんな「戦い」に、人は火星のエネルギーを使ってきたわけです。
戦って、いろいろと獲得して、生き残ってきた歴史の中で、人は「戦わないと生きていけない」「戦わないとより良いものが得られない」という遺伝子上の思い込みを強くしてきたのでしょう。
これまでの地の時代は、物質的な豊かさを得ることが、もっとも重要視されてきた時代。
たとえば、「仕事ができること=より多くのニーズにこたえらえること=人よりお金を稼げること=より良い暮らし=ステイタス」という価値感が、大多数の人の心の中に、当たり前にあったのかもしれませんね。
「人より少しでも優れていること」
そうでなければならない、という強い思いは、そんな社会の中でごく当たり前に培われてきたのだなぁ、と思います。
でも、そうやって個々に何かを獲得するためにやって来たことの結果、いろんな「ひずみ」がこの地球上には現れてきて。
そろそろ「個々に」何かを獲得するというよりは、全体で生き残っていくというフェーズに入ってきたのかな、という気がします。
だから、もう個々に戦うのをやめて、お互いにお互いの特技を生かし合いながらサバイブする。
自分ができないことは、誰かがやってくれる。
だから、自分は自分らしくあることが何よりの社会貢献。
人と自分を比べて優劣をつけたり、人と違うからと自己卑下したりすることって、誰でもついやってしまいがちなことだけど。
みんなでサバイブするということを考えてみれば、そこはもう不要な世界になってきたのではないかな?と。
そもそも、それをやってると疲れちゃうし、うんざりしちゃうことも多い。
ただ、心をオープンにして、まわりの人とつながって。
「お互いを生かし合うこと」に火星を使っていく時代。
これからの時代はそういう時代になっていくのだと思います。
クラウドファンディングなどは、そのいい例なのではないかな。
社会的な活動にエネルギーを注いでいる人を、みんなで応援する。
「自分たち」で生き残っていこうとすること。
なぜか太陽が乙女座入りした今日は、そんなことを書きたくなりました。
今日のオンガク
おつかれさまの国 斉藤和義
https://www.youtube.com/watch?v=yCIhCY3UhU0
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