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憧れの色にレタッチする技術を習得するまでの道のりの話

こんにちは。繭です。

先日Lightroomでのレタッチセミナーを行い、SNSでもレタッチについての投稿をすると様々な反応をいただくことができました。
そのほとんどは「思ったようにレタッチできない〜」です 笑

ちなみに先日行ったLightroomのセミナーのレポートはこちら。

わたしは他人の写真を見ただけでどんなレタッチがされているか想像でき、再現もできます。
と言ってしまえば特殊能力っぽいですが、実際ここに行き着くまでには2年かかりました。
(写真歴はもっと長いのですが本格的にRAW現像を始めたのが2年ほど前です)

さてではどうやって人様のレタッチを分析し、自分の写真を思い通りにレタッチできるようになったか、その道のりをお話したいと思います。

憧れの写真ができあがるまで

世の中に溢れる憧れ写真たちがどうやってできているかというとそれは単純で、
カメラ(スマホを含む)で撮った写真をなんらかのレタッチツールで世界観を作ってその人らしい写真に仕上げています。
一概に世の中全ての写真がレタッチしてあるわけではないですが、SNSで人気が出ているような独特な世界観のある写真のほとんどはレタッチがなされています。

図解するとこう。単純。

レタッチセミナー.001

ではどうやって憧れの色の(ひいては自分の世界観の色の)レタッチに辿り着けるようになれるのか。

憧れの色を作る方程式

わたしの経験則では3つのステップが必要で、図解するとこう。

レタッチセミナー.002

まず1つ目は憧れ写真をたくさん見つけて、よくよく見ること。
自分の色を見つけるにもまず自分がどんな雰囲気の写真が好きなのかを知ることが重要です。
やみくもにレタッチを重ねて自分の色・スタイルを確立するよりも、どんな方向性を目指すのか見定めてそこに一直線に向かって行った方が短い期間で自分の世界観構築にまでたどり着くことができます。

次のステップはレタッチツールの習得です。
わたしは一度だけ「Lightroomを使って自分好みのレタッチをするには」というようなセミナーを受けてあっという間にツールの習得ができました。
レタッチツールを使っていく上で全ての機能と効果(このパラメーターをいじるとこんな雰囲気になる)を早い段階で知っておくのも効率的に自分の世界観を構築するコツのひとつです。
PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトに比べるとLightroomなどのレタッチソフトは機能は少なめでいじってみればすぐに結果が写真に反映され、直感的に覚えやすいソフトだと思います。
レタッチを始めようと思ったらまずはツールの習得からするのがオススメです。

そして最後に一番時間がかかる部分ですが、たくさんの経験をすること、です。
ここでいう「たくさんの経験」とはカメラで撮れる色と、レタッチで作れる色のサンプルを多く学習すること、です。
世の中のレタッチ済みの憧れ写真を見たときに、瞬時に加工前の素の写真(カメラで撮れる色)を想像できれば引き算式にどんなレタッチがされたかがわかるわけです。
これを習得するには自分で撮った加工前の素の写真と、レタッチ後の写真を見比べてトライアンドエラーを繰り返すしかありません。
より多くの被写体、シチュエーションの写真を撮って、カメラで撮れる色と加工で作れる色のサンプルをたくさん収集することで、他所様の写真を見ただけでレタッチのレシピがわかるようになり、自分の思い通りの世界観を作ることができます。

とまあ、最後は経験だー!とスポ根的なノリになってしまいましたが、2ステップ目のツールの習得は単なる学習なので、今からすぐにでもできます。
要点がまとまっていて網羅的なレタッチツールのセミナーを一度受ければそれで済んでしまうと思います。
何が言いたいかというと、わたしがそんなセミナーの実現を目指して頑張るのでぜひセミナーを受けに来てください、ということです 笑

もちろんわたしのセミナーでなくとも、世の中にはレタッチツールの解説コンテンツは溢れかえっているので、自分に合ったわかりやすいものを選んでとっととツールを習得し、効率的にどんどん憧れ写真の再現、そして自分の世界観の構築を目指してください!

まとめ

憧れの色にレタッチする技術を習得するには
①憧れ写真をたくさん見つけてよく観察する
②レタッチツールを習得する
③カメラで撮れる色とレタッチで作れる色の経験を積む

レタッチで写真の雰囲気は大きく変えることができるので、写真の楽しみが何倍にも膨れ上がると思います。
みなさんが写真の楽しさにのめり込んでいけるようなコンテンツをこれから充実させていこうと思うので、よろしくお願いします!

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