まだ穴場かな?栃本河川公園 △無料キャンプ場
京都にあるキャンプができる公園、栃本河川公園に行ってきました。
場所
住所 : 京都府京都市右京区京北栃本町20
一応、京都市内ですが…
だいぶ田舎です。
大阪から見ると最北端の能勢町から亀岡を越えた先にある山奥の河川敷という感覚で、保津峡や嵐山といった有名な観光地に流れている桂川の上流に位置します。
高速道路や幹線道路が近くまで通っているわけではありませんので山道をしばらく走ることになりますが…国道477号線沿いにあり、車でのアクセスは比較的容易だと思います。
設備
公衆トイレが二つと東屋があります。
常駐管理されているわけではないのでトイレはそこまで綺麗ではありませんでしたが、手洗い用の水道もあります。
炊事場やゴミ箱、売店など…他に設備らしきものは見当たりませんでした。
水や食料、薪など…必要なものはすべて持ち込み、洗い物は家に帰ってから行います。
ゴミも当然持ち帰らなければなりません。
雰囲気
のどかです。
個人的には関西で有名な笠置キャンプ場に似ている気がします。
設備面や広さに差はありますが、川沿いに平坦な原っぱが広がっていて見通しが良く、多少混んでいても圧迫感を感じにくい点は共通しているのではないでしょうか。
注意点
直火は禁止です、焚き火台を持って行きましょう。
今年の3月には雑草約800平方メートルを焼く火事があったようです。
近隣に住宅もありますので、騒音や夜間の出入りなど…節度ある利用が求められます。
以前は無料で予約不要、いつでも利用できるキャンプ場だったのが…宿泊を伴うキャンプが不可になったり、閉鎖を経て予約制の有料キャンプ場になったりと…
利用マナーの悪化が原因で兵庫県のほど近いエリアでは以前に比べてキャンプの自由度が下がっているようなところもあります。
せっかくの環境に甘んじ過ぎることなく、感謝と気遣いを忘れないことが大事だと思います。
まとめ
予約不要、時間制限なし、無料でキャンプできるという貴重な場所です。
しかも大阪や京都の市街地から意外と遠くない(車で1時間~2時間くらい)距離にあります。
泊まったのは休日でしたが、通路脇の平坦なエリアの空きもまだ少し残っている程度の混み具合で、まだまだ入れる感じでした。(写真は翌日の昼で、夜はもう少し混んでいた)
ちなみに、前述の笠置キャンプ場が満員で入場できないレベルだったので…ここはまだ穴場なんじゃないかと思った次第です。
こういったキャンプのできる公園や野営地は無法地帯化しがちな印象もありますが、この日は混んでいるにも関わらず夜も早い時間から静かで、ゴミの散乱も見当たりませんでした。
設備の充実度や環境、アクセスの良さなど…どこに重きを置くかにはよりますが、広々としてのどかな風景はゆったりとした時間を過ごすのに最適で、心地良く感じる人も多いと思います。
設備面で躊躇しそうな場合は一度下見に行ってみるのも良いかもしれません、自由に出入りできるのもこの場所の良いところです。
穴場として個人的に非常に良かったので紹介してみました、気になった方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
2023年11月
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