「親が学ぶ・成長する」重要性①「学ぶ/成長する親」の子供は幸せになる
さて、今回のテーマはこちら。
「学ぶ/成長する親」の子供は幸せになる
です。
前回の
「学ばない/成長しない親」の子供は不幸になる
の逆ですね。
当然ながらそのまんま真逆の内容になるのですが、大切なことなので、あえて言語化したいと思います。
新しい内容も入れているので、ぜひ読んでみてください。
さて、人間の幸せって大体「良好な人間関係・自己実現・金・地位名誉」あたりで構成されますが、子供がそういう幸せをゲットできるようになるには、親の影響が極めて大きいということですね。
子供の年代別のイメージ図がコレです↓。前回のと真逆です。
まず初めに、「学ぶ親」「成長する親」とは、どう言う親なのでしょうか。
それは、「親自身の欲求に支配されず、子供に無償の愛を示し、広い視野で情報を収集して参考になるものを豊富に取り入れ、柔軟かつバランス感のある子育てを続けている親」だと考えています。
そんな親の元で育つ子供はどんな風に育ちやすいのでしょうか。
(子供は、家庭の次に、学校・友人関係のコミュニティから強い影響を受けるため、そこでダメージを受ける可能性はあります。ただし親がちゃんとしてればかなりマシになるはずです)
【乳幼児期】
仕事の都合は色々あれど、(パートナーと協力しながら)子供に面と向かって愛情を注ぐ・遊ぶ時間を最大限とる。
乳幼児期は最大限甘やかす。決して放置しない。
子供に「自分の欲求を全部受け止めてもらえて、安心・信頼できる経験」を粛々と積み重ねます。
結果、
・人を信じることができて、良好な人間関係を築く人間的土台が形成される
・(自分を認められる経験が豊富なので)自己肯定感が高くなり、何かを継続して頑張ることができやすい
あたりの前向きな傾向が現れることでしょう。
【(主に)小学生】
徐々に子供が自立し始め、友達と遊んだりと「外」で過ごす時間が増えます。
そんな時、「ホント我が子は可愛い💓」という気持ちをしっかりと持ちつつも、表現や束縛は上手く調節して「過保護・過干渉・子離れできず」から徐々にフェードアウトしていくことで、子供は自立していきます。
勿論、時期に応じて、必要な習慣(危機管理やマナー、勉強等)をつけさせるために親がテコ入れしていくのは必要です。
不必要に度が過ぎたり、子供の自主性を削いだりしないように、慎重に対応していきます。
また、子供の自立を促すことで、ドロドロな「相互依存」にもなりません。
逞しい大人になる礎ができていきます。
【中学生・高校生】
思春期ですね。人間の成長過程に組み込まれた、複雑で面倒くさい時期です。
これまでたくさん可愛がってきて、生活も全てお世話してきて、なんならアンタ私の体から産まれてるじゃん、という子供がいきなり「うるせえババア」とか言うんですよね。
辛い。笑
勿論、あまりに度が過ぎる態度や行動は、正した方が良いでしょう。
学び、成長する親は、を考えたり、ネットで調べたり、本を読んだりして、「反抗期とは何なのか、どう対応すべきか」を理解します。
子供と大人の間で、自分の中に矛盾を抱えながらもがいている、自立の過程であると。
今は荒れていても、温かく支え続けることで、思春期を乗り越えた子供が「母さん・父さんは信頼してる。大切だよ。」と心から思ってくれることを。
だから、子供の反抗期がきても、すぐにムキになってキレ返してしません。つい怒ってしまったら、反省し、方向修正していきます。
親としての感情コントロールが試されますが、頑張りどころですね。
【専門・大学】
「子供が社会に出ていく上で必要なスキル・知識・意識」ってありますよね。
わかりやすいのが学歴ですが、それ以外にも、1人暮らしする生活力だったり、コミュニケーション能力だったり、法律や規範の意識だったり、人を見極める力だったり、NOという力だったり。
親が学び、成長していると、これらのスキル・知識・意識を伸ばす工夫を糧でのコミュニケーションに仕込んだり、外部の機会を使ったりするものです。
結果、望まぬ妊娠を引き起こしたり、留年したり、就職が決まらなかったり、危ない道に進んだりする可能性が激減します。
安心ですね。
【社会人・老後】
自己肯定感が高く、人間関係をうまく築き、自己管理能力が高く、親を信頼しているが共依存ではなく、継続的な努力が出来る子供が社会人になるとどうなるか。
めちゃ幸福度高く、そして社会で活躍する逞しい大人になることでしょう。
自分のやりたいことをやってしっかり稼ぎますし、仕事のパフォーマンスは高いでしょうし、困難があっても乗り越えるでしょうし、ちゃんとした友人やパートナーにも恵まれて、豊かに暮らし、何なら可愛い孫も見せてくれるかもしれません。(孫って本当に可愛いらしいですよね。育児しなくてもいいので良いとこどり。)
また、そんな大人になれば、老後も安心です。
豊かな家族関係・友人関係があるので、孤独をそこまで感じないでしょうし、年齢ならではの新しい趣味や自己実現を図れるでしょうし、いざとなれば老人ホーム等に入るお金も潤沢にある。
葬式には家族友人がたくさん涙を流してくれるでしょう。
幸せですね。
そこそこ強調して表現しましたが、親の子育て一つで、子供はどこまでも素晴らしい人生を歩んでいきます。
①子供一人一人に個性があること
②家族という超プライベートな関係性
ゆえに、子育ては「我流」になりがちです。
しかし、それを意識して「外」にも目を向ける習慣があれば、より良い子育てができることでしょう。
勿論、外ばかり見て、目の前の子供に向き合わないのは言語道断です。
また、「子供にあれもこれもやらせなきゃ!」という押し付けや、「あそこの子供はこんなに優秀なのに、何であんたは出来ないの!」という比較はNGです。
子供にしっかり愛情を注ぎつつ、視野を広く持つということです。
子供の可能性は無限大です。
例えば、学歴は遺伝する、とかいうデータもありますが、あくまで一部です。
親のアクション次第で子供はどんなところにでも行けるようになります。
常に謙虚に、子供のために前向きに頑張りたいものですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?