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CP(コマーシャルペーパー)とは

※メモ

■ざっくり解説

企業が短期資金調達の目的で、公開市場で割引形式で発行する無担保の約束型手形のこと。

詳しく大きく5つ
①無担保の約束手形である
 ⇒無担保のため、発行した企業が倒産するとCPは紙くずになる。

②優良企業しか発行できない
⇒①のため、ある程度信用できる企業じゃないと発行できない。

③発行期間は1年未満、発行金額は1億円以上
 ⇒短期間のつなぎ資金としてCPを利用している
 ⇒特に多いのが1か月ほどの短期間

④企業は低金利で資金調達できる
 ⇒CPは通常の金融機関からお金を借りるより金利が低いことが多い

⑤主に機関投資家が購入する
 ⇒CPを購入するのは金融市場に精通した金融機関などの機関投資家に限定される

■CPと社債の違い

大きく3つ

①償還(返済)されるまでの期間が1年以上なら社債、1年未満ならCP
②社債は有価証券、CPは手形
③社債は証券会社を通じて発行、CPは銀行でも発行可能


■日銀の対応

日銀はコマーシャルペーパー(CP)の買い入れ枠を計20兆円と約3倍に増やす。黒田氏は「企業金融の面で緩和度合いが悪化していた」と、高止まりした金利を引き下げる狙いを説明した。


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