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捕手論#36 ~実は難しい局面~

おはようございます。塾長です

灯油ストーブの上部に腰をかけてしまいお尻を焼いたことがあることを報告します
#尻もち
#焼きもち

さて今日は【実は難しい局面】について書いていきます
打者視点では参考になると思いますのでぜひ試合でご活用くださいませ

変化球を空振りされた後が難しい

僕の中にはカウント別での難しさをある程度の感覚としてあります

ダントツで難しいのが「初球」です
まぁこれは言わずもがなですがね笑
#だってデータがないんだもん

その次に難しいのが【変化球を空振りされた後】です

例えば縦に落ちる変化球を打者が大きく空振りした場面において
この時の僕の思考は

・あれ?全然タイミングが合っへんやん。よしもう1球同じ球や!
・ん?わざと空振り?実は変化球を待っていた?直球で様子を見るか

の2つで迷いがちになります
#これは捕手あるある

実際に、同じ球を続けた時に痛打された経験を何度も味わってますし、空振りが取れた経験も何度も味わってます

状況によって変わるのでどちらが正解というのはないですがこの状況は非常に厄介です
#他者視点からするとバッテリー有利に見えることが多い

僕はこの状況があまりにも苦手意識を持っていたので自分の中で2つの攻め方をテンプレートとして用意していました

直球を挟み、変化球で勝負
実はこの勝負は非常に危険です。中学の頃は抑えることができていましたが高校に上がるとほとんど通用しませんでした
理由は「変化球を空振りした後の直球は見せ球、最後は変化球で勝負にくる」と打者の経験勘から予測されてしまうからです
直球を挟み、その次の直球で勝負する
打者の「直球の後は変化球で勝負に来るだろう」という心理を逆手に取り、直球で勝負します。

これは捕手の配球を読んで打つタイプ(推測型の打者)の時は有効ですが、状況によっては超危険な配球になります
それは【ホームランを狙えるシチュエーション】です
相手打者が4番で最終回同点2アウトの場面であればこの配球はかなり危険なものとなります
#この状況下ではホームランしか狙わない
#そこに直球を続けることは超危険な配球
#最終回でこんな配球をする勇気は俺にはなかった

場面によって配球の最適解が常に変わるんです

捕手はこういった場面場面において常に最適解を模索し思考を続けていくポジション
#まじで試合後は頭がぼーっとしてます笑

捕手経験がある方は【変化球を空振りされた後のボールが悩む】経験を何度も味わっていると思います

これは捕手にしかわからない悩みですよね。。

まぁこうゆう野球の奥深さを体験できるのも捕手の魅力ですが。。笑

今日のnoteは以上!

ほな、また明日

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