見出し画像

捕手論#9 ~ 配球ver.4 ~

おはようございます。塾長です。

きつねうどんを自分で作ると35円で食べられることを知り、きつねうどんの沼から抜け出せないことを報告します
#きつねうどんが一番好き
#もちろんお揚げさんは甘めの出汁に漬け込む
#出し汁はヒガシマル
#これが一番美味い

さて、今日も配球シリーズです。
今回は第4弾なのでこれまでのnoteはリンクを貼っておきます!

ではどうぞ!

配球シリーズ

意識とは

意識とは
 打者がどの球を意識している(待っている)かということ

直球意識なのか変化球意識なのか

はたまた内角意識なのか外角意識なのか

打者の特徴や試合状況、カウントなどで異なってきますが
これらすべての要素を考慮した上での
打者意識を捕手は考えておかないといけません

そして重要なことは
「打者意識は1球1球変化している」ということです

この打者が意識している球
すなわち「狙い球」を見抜くことで
打たれる確率はぐんっと下がります

慣れとは

しかし先ほどお話した「狙い球」の裏をかいたとしても
打たれてしまうケースも少なくありません

それは打者が
直球のスピード、変化球の軌道に
慣れてしまったからなんです
 
具体例を挙げて説明してみます


明らかな直球狙いの強打者相手に次の配球をしたとします

【初球:外角スライダー ボール】
【2球目:外角スライダー ボール】

ここでカウントが2−0になり圧倒的打者有利のカウントになって
打者の意識はより直球に強くなります

ここで捕手心理として

・ストライクが欲しい
・でも直球は怖いからスライダー

という意識が働き、
肩口から入ってくるいわゆる
「カウントを取りにいく変化球」を要求します

しかし、実はこの変化球は打たれるリスクが大きいのです

それは打者が「スライダーの軌道に慣れてしまっている」からです

思いっきりプルヒッター(引っ張り)タイプの打者なら
打ち損じてくれたり引っ掛ける可能性があるのですが

センター中心を意識している打者はかなりの確率で
タイミングが合ってしまいます
 
このように捕手は直前の配球、打者の反応
なども考慮した上で次の配球を考えなければなりません

何より根拠を持たせることが大切なので
「なぜその球を要求したのか?」と聞かれた時に
応えられるように配球には根拠を常に持たせましょう

 
今日のnoteは以上!

ほな、また明日



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?