「不安障害」今に集中する練習
こんにちは、nontanです( ´∀`)
桜も散り始めて短い春でした。。。
桜が散る前に彼氏さんとお花見デートが出来ました!
今日はわたしの不安障害について。
ちょっと長くなりますがお付き合い頂けたら幸いです。
わたしは今現在、不安障害という病気と共に生きています。
(患っていますと言いたくなかった…)
色々なタイプがあるかとは思いますが、わたしは自身の性格も
かなり大きいと感じています。
小さな事が気になる…いつまでも考えてしまう。
終いには妄想して苦しくなってしまう。
病院で言われたわけではないですが、HSP気質です。
ちょっとした人の表情や雰囲気なども敏感に感じ取ってしまいます。
本当に一瞬の表情でも感じ取ってしまうんです。
ある意味、特技かな?と思うほど笑
なんでこんな話になったかの経緯をお話しします。
わたしは今、バイトを2つ掛け持ちしています。
1つは長年働いてきた写真館での仕事。
1つは自分の好きなパン作りの延長線で小さなパン屋さん。
今回はパン屋さんでのお話しです。
働いているパン屋さんは、山の中にある小さな工房です。
店舗はなく、工房で作ったパンを配達して委託販売するシステムです。
オーナーは4児のママ。
基本的には彼女1人で全てのパンを作ります。
あまりコミュニケーションが上手ではなく職人気質の彼女。
すごく優しいというわけではありませんが、
スタッフの事を考えてくれて、物静かですがとてもいい人です。
最近はわたしにも仕込み作業を手伝わせてくれてありがたいです。
先週の事。
パン屋自体はお休みですが、仕込み作業の日ということでバイトに行きました。4時間のバイトですが、仕込みをやらせてもらえるので嬉しかったです。
行ってみると、角食パンや色々なパンのレシピを教えてくれて
メモを取りながら実際に材料の計量からやらせて貰えました。
とっても嬉しくてパン屋さんになった気分でした。
そして作業しながら書いたメモを清書しておくということに。
わたしは字が綺麗ではないのでパソコンで材料や工程などを書き、
レシピを作りました。
その作った内容に間違いがないかを確認してもらいたいと思い、
バイトに行った日の帰り際にオーナーへ話しました。
「先日教えてもらったものをパソコンで作ったんですが、間違いや抜け漏れがないか確認してもらいたいんです」
その時のオーナーの表情が一瞬変わりました…
「いや、あくまでここのレシピだから。ここに貼っておいたりとか…」
その時の表情と雰囲気でわたしの不安障害のスイッチがONに。
「あっはい。貼る前に確認をと思って…」
「うん、とりあえず確認するから送ってもらっていい」
「分かりました、後で送ります。お疲れ様でした。お先に失礼します」
そんな会話をして帰ってきました。
最初のわたしの感情は「怒り」でした。
なんであんな風に言われなきゃいけないの?
どうしてあんな顔したの?気分悪いじゃん。
そんな怒りでした。
でも次のわたしの感情は「不安」でした。
レシピを盗まれるという風に感じたのかな?
パソコンで清書したのが悪かったのかな?
出しゃばった事をしてしまったのかな?
・・・・・ここまでは通常・・・・・
・・・・・ここから妄想・・・・・
レシピを盗んだと怒られてクビになったらどうしよう。
あなたとはもう働けないと言われるのではないか。
もう来なくていいとLINEが来るのではないか。
今後一切仕込みをさせてもらえなくなるのではないか。
なんなら口も聞いてくれなくなったらどうしよう。
こんな風にわたしの不安はどんどん大きくなり
気分が沈み、頭の中では答えの出ない事を考え続け疲弊。
このままではダメだとYouTubeを開き、
不安の解決の仕方など色々な動画を見て冷静になろうとしました。
そこで出た答え。
妄想の取り越し苦労ならぬ取り越し不安を止める。
出来る事をやってみる。
今に集中する。
不安を書き出してそれに対する解決策を考える。
この4つでした。
取り越し不安を止めるというのはなかなか出来ないですが、
出来る事をやってみる!このことと組み合わせてやりました。
まずわたしがやった事は、オーナーにレシピを送ること。
後で送りますと言ったのに不安から送れずにいました。
貼り出しても見やすいように大きめのフォントサイズで作成したレシピをまずは送る。
PDFにしたものを送り、メッセージには
「確認をお願いします。分量の計算は再度しましたが間違いがあったらすみません。あと、レシピに関しては外部へ出ないように徹底して守ります。」
そうして送信。
この時点で、わたしが出来る事は終了。
あとは何もすることはない。
だから考える事も何もないのだと自分に言い聞かせる。
オーナーからは
「ありがとうございます。確認してまた連絡します」
という返信がありました。
これでこの件は終了。
わたしは出来る事をやった。そしてオーナーの一瞬の表情から
レシピが外部で出ることへの不安を感じ取ったからこそ、
自分から外部へレシピが出ることはないように徹底して守ります。
そう自分から話た。
オーナーがレシピをわたしに教えてくれたのは、信頼してもらえている証拠だと思っています。
自分が何年も試行錯誤して作り出したレシピはパン屋にとって財産。
それをバイトのわたしに教えてくれた。
それは、わたしを信頼してくれているから。
だからオーナーのあの表情だって発言だって理解しなければいけない。
そして今に集中する。
人間は考え事をしながら何かすることが出来る器用な生き物です。
考えながら食べたり、掃除したり、歯を磨いたり。
でもそうしていてはどんどんと不安は大きくなり疲れてしまう。
だから、今に集中する。
ご飯を食べている時はご飯に集中。
テレビを見ていたら見ている内容に集中。
そうやって少しずつ悩んでも仕方がないことを考える時間を減らす。
そうやって脳を休めておかないとパンクしてしまいます。
そして不安を書き出してその解決策を考える。
クビになったらどうしよう
→新しく働けるパン屋を探そう
怒られたらどうしよう
→素直に謝って理由を説明しよう
こんな感じで不安に思っていることに解決策を自分で出してあげる。
そうすることで、不安に思わなくていいと自分に言い聞かせる。
でも…でも…考えるとキリがないですが繰り返すしかないですよね。
この件があってから数日が経っていますが、オーナーからの返信はなし。
そしてわたしのシフトも次の水曜なのでまだ会っていません。
なんとか今に集中して脳を休めて、
出来ることはやった!もう不安に思うことはない!
そう言い聞かせて次のバイトに行きたいです。
もちろんまだ気分は落ちたままでしんどいですが、
この気分が落ち着くのはきっと次のバイトに行き、
オーナーと普通に会話が出来た瞬間だと思います。
怒られるのではないか、もう今日で辞めてもらう。
そんな不安が付き纏っていますが、
それは実際には起きていないこと。
心配事の9割は実際には起きない
そんな言葉も自分の中で唱えています。
なんとかこの不安を克服したいと思っています。
だらだらと書きましたが、わたしの不安障害と
その闘い方、克服までの途中経過です。
不安障害って厄介です。
寝たら忘れちゃう!そんな人になりたい笑
でもなれないんだから自分なりの克服法を作って生きていくしかない。
今よりも少しでも生きやすくなったらいいな。
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