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田んぼの浮き草で思うこと。


田んぼの浮き草が
たくさん生えているのですが、
どうやら悪いものではないそうです。


長年、農薬や除草剤を使っていないような
ところに浮き草が生えるそうです。

浮き草が水温の上昇を防ぎ、
さらに雑草の生育を抑える
効果があるらしい。

浮き草は汚らしくて、
嫌だと思っていたのですが、
自然とお米との長年の良好な関係が
想像できます。

最近、天気が良い日は、
たとえ少しの時間であっても
はだしで田んぼに入ります。

よくわかりませんが、
はだしになる時間を作ると、
目覚めが良くなります。

また、どうも体がいい感じがします。

アーシングといえば、様になりますが、
どうもこの浮き草が気になってました。

特に田んぼから上がる時、
足に浮き草がへばりつき、
気持ちいいものではありません。

去年を思い出しても、
草が多すぎるほどには
なっていませんでした。

今思えば、浮き草が
活躍してくれていたわけです。

他の農家さんの田んぼを見ると
田んぼの水面がきれいです。

離れた場所ですが、他の方の田んぼです。
浮き草はかなり少なめ、
目立った草は生えていません。


無農薬栽培の場合、
チェーンで除草をします。
(表現は良くないですが、
奴隷のような感じで鎖を引きずりながら、
田んぼの中を歩いて鎖で除草します。

田植えの後、数日経ってからですが、稲はもう根を張っているので、チェーンには抜かれません。初期の若い草だけが鎖で除草されます。)

あるいは、農協等に納めている農家さんは、
何か散布(農薬、除草剤)していたのは何度か見ました。

確かに農家さんに管理された稲は今、
結構大きく育っています。

きれいに除草した方が、お米はたくさん収穫できるかもしれない。

でも、逆に考えれば、浮き草が生えるような田んぼであれば、

チェーン除草だけ、あるいは時々の
手作業で取る程度するだけでいい。

さらには、除草しなくても
いいのかもしれません。

田んぼに撒く除草剤も、
見ていると気持ちのいいものでは
ありません。


今まで鈍感でしたが、
浮き草が良いものに思えてきます。

浮き草のおかげで
うまくいっているわけです。
貴重な存在に思えてきます。

浮き草の下には、
結構色んな生き物がいます。

例えば、タガメのような
水中の昆虫、
ミジンコ、
お腹の赤いイモリ、サワガニなど、よく見かけます。

もしかしたら、除草剤を撒く人は、草を見て
気持ち悪い、あるいは抹殺すべき
存在にでも見えるのでしょうか。

一度でも使えば、
生き物の生態系に影響が出るのは
容易に想像できます。

近所のおばさんは、除草剤が気持ち悪い、
使う気がしれん、と言っていましたが、
全く同意見です。

草を憎むか、農薬を気持ち悪いと思うかどうかが分かれ道に思えます。

除草しなくてもいけるとしたら、
除草剤は不要になるわけです。

少なくとも、除草剤が撒かれた
田んぼに素足で入る気は
起こりません。

広すぎない程度の田んぼや畑を管理しつつ、
各家庭が野菜を作る。

広すぎなければ、農薬も
なくて十分できるはず。

はだしで
歩くような、自然に触れる機会を持つ。

単純ですが、こんな程度のことで、
健康は保てるのでは、と考えてしまいました。

除草剤、使えば農作業は楽かも知れません。

ですが、まいた除草剤は結局は
人に返ってくるように思えてなりません。

農薬を散布していた人で、見かけなくなった人、再起未定の人、
もう何人も見てきました。

農薬は何か悪影響があると、ここ数年見ていて思います。

浮き草が除草していると思えば、
除草剤なしでも十分お米はできるはず。

浮き草が生えるような環境が
なくなっているのか、

あるいは、もう除草剤を撒くのが
当然だとなってしまっているのか。

浮き草のような、一見何の
役にも立っていないようなものが、
活躍してくれていた。

なんだかんだ言っても、自然がうまく
お米づくりも助けてくれているようですね。

水に中にいる生き物でさえ、
何かの役に立っているかも
しれません。

考えてれば、わからなくなってきます。

考えなくても、
自然はやはり完璧、
うまく活かしたいところです。


草は生えてはいますが、はだしで歩く程度でも、草は抜けて浮きます。アーシングと除草が両立します。アーシング除草、ってアリですね。
改めて見ても、浮き草はきれいではない。でも水温はこの暑さでも上がりすぎないようです。
水を浄化するとも言われているマコモダケです。田んぼの隅っこに少しだけ植えたのですが、どんどん広まります。マコモダケももしかしたら、お米と相性がいいのかもしれません。


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