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[わたし的超備忘]2ヶ月ぶりに長女のことを心の底からかわいいと思えたよ。

土曜日、それはもうとてもとても久しぶりに1人でお風呂に入れたの。



ワンオペが続いております。


夫とは会話はするし相変わらず好きだし夫にとってもいい風が吹いているようで応援したい気持ちがいっぱい。

それとは別で、ワンオペはつらい。

ここで説明しておきたいのだが。
ワンオペのなにがつらいと思う?
時間に余裕が無い。手が足りない。口と耳も足りない。自分の時間が無い。
とにかく余裕がないのよね。
でもこれ、絶妙に違くて。
ずーーーーっと、当事者じゃないといけない。
ということなのではないかと、最近気づいたのです。
(家事育児の当事者でいることの大変さ自体が、当事者でないと分からないところはあるよねえ。このあたりも追々言語化したい。)

つらいだけで済めば、私ががんばればよいこと。
でも。
私だけの問題じゃなかったらしいのよ。
どうやら長女がめちゃくちゃに抱え込んでいるらしいと気づいた先週末。

次女が産まれてすぐくらいに何度かあったとてつもない夜泣き(育児界隈では「夜驚症 やきょうしょう」と言う)をかました長女。
寝ている状態で、ベッドの上に正座して膝だけでジャンプしながらウワアアアアアン!と、とにかく泣き叫ぶ。
抱きしめようにも振りほどかれ、でも近くにいないとだめで、ただただ時間が過ぎるのを待つのみ。

その日は思ったより短くて、30分くらいで長女はまたスウスウスンスン眠っていったその隣で、私はヘルプLINEを送った。

「長女が全身全霊で甘えられる相手が必要」
それは確信というよりももっと本能的なものというか。
使命感というか、どう見ても喉が渇いている人に水を与えなければとか、それくらい、私にとってはそれくらい急を要していた。

そしてこの土曜日、実母が来てくれました。

私は長女のことをかわいいと思えていなかった。差し当たってこの2ヶ月ほど。
ということを、土曜の夕方にようやく気付いた。
心の底からの真心で長女をかわいいなと笑顔で見つめる自分の感情が、久しぶりすぎて。

次女が産まれてすぐのころにもあった、いわゆる「上の子かわいくない症候群」に近い。
長女が本心でなくそういう態度をとるのは分かる。本当はもっと自分に構ってほしくて天邪鬼な態度や言動をとるんだ。それも分かる。
でも、本当に、だめだと分かっていても、長女に対する第一感情が溜息だった。

はあ。なに?もう。なんで?やめてよ。なんでいま。どうして?その言い方なに?イラっとするんだけど。やめてよ。お母さんだって頑張ってるのよ!ねえ!あああああああああああああああ!!!!!!!!!


自分の余裕の無さだけが原因だと思っていた。
私が心を殺し、歩み寄り、抱きしめ、認め、受け入れればいいのでは。
分かっていたけどできないから実母を呼んだ、という認識でいた。


でも、土曜日に実母が来てくれて5時間ほど経って。
私自身の心にもいくばくかの余裕が生まれたとは言え、それを差し引いても、長女自身の態度や言動がまったく違うことに気づく。

ねえー!
という声ですら優しい。

昨日だったら怒り狂っていた次女の行動に、平常運転の「やめてえ」と応えている。

そうか。長女自身の心が満たされていなかったのか。

こんなこんなとてつもないシンプルな事実に、ようやく気づけた。

そういえば、という後出しで、
「土曜日におばあちゃんが来てくれるよ」
ということを伝えてから、長女のご機嫌な時間が増えたように思う。


ワンオペの当事者が私だけなら、保育園に預けている間や寝かしつけのあとに自分を癒す時間をしっかり確保すればどうにか解消されるはずだった。
けれども毎日すぐにイライラしてしまうの何でなんだろうって思ってたんだけど。
娘たちも、ワンオペ育児の当事者なんですよね。むしろがっつり。

しかも我が子たちは園でも自分を作って頑張ってしまうタイプ。
保育園に行っている間、私が少し自分を癒している間も、長女は頑張り続けている。
誰にも100%で甘えさせてもらえない、そんな日が続いていたのよね。


長女と次女との3人でのお出かけは次女だけを気遣えばいいからむしろラク。
長女とは友達のように会話しながら2人でがんばっていけて楽しいです~♡
ということを本気で思っていた。

ああなんという。
長女はめいっぱい、お母さんに迷惑かけないように、と頑張っていたのに。

そりゃそうだ。
久しぶりに休みを取れた夫が1時間でゲンナリするくらい、本当は甘えてワガママいいまくりたいよね。
でもそれがワンオペの母にだと、迷惑かけちゃうかもって素直に出せないんだよね。
結果、きつい言動に現れていたのね。


ということを、ワンオペ育児から少し離れて、
客観的に娘たちと母親が遊ぶ様子をみて思考した。


長女がおっかなびっくり包丁を使う動作に、自然と顔がほころぶだなんて。
長女のがんばる姿を1秒でも多く見たいと思うだなんて。
金曜までは考えられなかったこと。



母が帰って一晩。
先週まで口を開けば言っていた「テレビ!」を、昨日から聞いていないのはたまたまだろうか。



これからもワンオペは続く。

それでもこの週末のこの気づき、絶対に忘れてはいけないものだと思ったので書き留めるよ。


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