これは愛だ
同棲中の彼は平日が仕事、わたしはシフト制で仕事をしている。
彼の職場が変わり毎日残業して21時ごろ帰ってくるようになった。(おつかれさま)
今まで、(といっても一緒に暮らしてから8か月で定時で帰ってきていたころは)ごはんをどちらがつくるか話していた。
でもわたしが先に帰ってくるので、言わずもがなわたしが作ることになる。
料理は、毎日、考えて、買って、つくって、片付けてとたくさんの工程がある。
食費がなんぼという共通の口座から出すこともしていない。
わたしはここ最近仕事が停滞モードで、(12月になって切り替えられた)先に帰ってごはんをこたつでもくもくと食べるその行為に飽きていた。味わって食べてるけど、どこか作業的なかんじで食事をしていた。
だから昨日いじわるして、というか、すなおに、「明日つくって。木曜日の夜になったら金曜日のごはん考えるのいやになるみたい。」と伝えた。
朝起きたら昨日の夜なかった食材が冷蔵庫にある。
わたしが韓国ドラマを見て涙しているときに買いに行ったらしい。
今日は一時間遅く出社すると言っていたので、わたしが先に家を出た。
いつも通り、仕事が終わり帰ってきて、買ってきた牛乳など入れようと冷蔵庫を開けると、
「一週間料理つくってくれてありがとう」の置き手紙と一緒にラップにかけられたオムライスが入っていた。
はじめてのことなのでびっくりした。
うれしかった。
わたしにとって拓矢さんのオムライスはふたりで食べるものやから、チンして、朝の短い時間でどんな気持ちでつくってくれたんだろうと思ってひとりで食べると、泣きそうになった。
ごちそうさま☺︎
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