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「衣裳箪笥のアリス」全公演終演。

「衣裳箪笥のアリス」全公演終演。

ロリィタ短歌朗読ライブ 衣裳箪笥のアリス

終演致しました。

約一年をかけた計画もこれにて終演…ですが、衣裳箪笥はいつもあなたと共にあります。
衣裳箪笥の住人たちはいつも衣裳箪笥にいるのでさみしくないよ~。

昨年の朗読会の何倍ものお客様に観ていただき、改めて感じたのは川野さんの短歌、言葉がいかに「必要な人」「出会うべき人」がいたか、ということに気づかされました。
結構、泣いちゃったとか胸がいっぱいになったとか解放されたとか、そういった感想を頂いて、非常に安心しました。解放された人の何人かが帰りに服を買った!とかロリィタ服屋さんに行った!とか書いてたり、あと驚きの物販の売れ行きでした。(解放感からかめちゃ買い物したくなった説)
ほんとに神聖な公演だったなあ…
あまり自分が企画した気持ちが無く、RITTORBASEでのリハに入ってもまだ自分が企画した気持ちが無く、終わって事務作業にたどり着いてああ~~企画してた~~ということに気が付いたところです。
でも残務作業をしていても、ずっと言葉、短歌がわたしに語り掛けているような気持ちで事を進めていたのでなんだか実感がありません。
このロリィタ短歌の作者、川野さんもいつも言葉に書かされてるのかなあと思うのです。なんというか特定の人のかたちが透けてこない文章だなあと、読むたびに感じます。言葉のほうからこちらに歩いて来ている。
その力が今回はめっちゃ働いて、わたしだけでなく出演者のみんな、テクニカルスタッフのみなさんに響いて形になったんだなと思いました。
言葉に動かされる公演…朗読の真髄にたどり着いた気がします。
すごいぜ川野芽生。言葉の使者なのか?
絶対脳みそ使いまくってるので、可能な限りパフェいっぱいたべてほしい。みんなでパフェ行こうね

川野さん(右)と嬉野
31日ソワレの衣裳。
撮影:ときを

今までの演劇と創作でやってきたことをたくさん使って、
今まで出会った信頼できるし趣味が合うし尊敬してる人に声をかけて、駆け抜けた時間でした。
みんなありがとうよ…人は一人では生きれないんだあ…
記憶の中に、ではなく いつもいっしょにいますよ。
ほんとうにありがとうございました。


さてー!以下に演出メモなるものを敢えて有料で公開させて頂きます。
なんで有料かというと…パンフレットに書いたことや、
演出のメモを積極的に読みたい派とそうでない派がいるとわたしが勝手に思ってるからです。
作品によって読まないで完結したいときありますよねえ…
あ、あと見てくださった方の感想に「傷」がつかないようなメモになってるはずなので、安心してみてください。そうなのかーという具合に。
あと写真いろいろ載せてるのでそこも含めて有料で…
いただいたお金は公演費用でかかった分にまわさせていただきます~。
衣裳の紹介もちょっと載せてます。
未公開写真大量に載せてるのでよかったらお菓子のおまけ買う気持ちで見てって~

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