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『2024年 冬至にやるべき5つのこと』 を書く
師走ならではといえば、一年の振り返りと来る新年の抱負であろう。多くが考えることではあるが、文字に残している方はどれくらいいるだろうか。人間はそもそも忘れてしまう動物。視覚化しておくということは今後のためにも役立つと思い毎年やっている。というか、書くことが好きという理由もある。
先日、本田 健さんのYouTubeで『2024年12月21日 当時にやるべき5つのこと』を観た。今年はわたしにとって長年の思いが叶った年であり、来年にもやりたいことがある。そこで、本田 健さんがあげた内容に沿って記事にすることにした。
本田 健さんの動画はこちらからご覧ください。
本田 健さんがあげていたのは以下、目次の5項目だ。公開可能な範囲でこれらを書いてみたいと思う。
2024年の振り返り
今年は一言で表すなら間違いなく「変化」である。アメリカでの新生活のために、あらゆるものを整理し、捨て、移住後は、新しい土地で吸収と調整に明け暮れた。そしてこの変化に伴い、たくさんの方々の支えを受けた。記録のためにも簡単にまとめておきたい。
1月: 地元に起きた大変化・ビザ申請の最終段階
元旦、能登半島地震が起こる。尋常ではない揺れ方をし、物が散乱し荒れた職場で、その翌朝2時近くまでキャンセル等の対応に追われ一年がスタートした。下旬にはアメリカ大使館で配偶者ビザの面接を終え、月末に退職。
2月: 心身と目に映るものの変化
6日に大使館からパスポートが返送される。ビザ受領と同時に、永住への不安や新生活構築への億劫さを感じ無気力になる。荷物を段ボール4箱まで減らし船便発送、貯金の殆どをドル送金。迫りつつある渡米を実感する。
3月〜4月: 新生活のはじまり
3月中旬、家族友人に見送られアメリカへ出発。ようやく結婚生活を開始、新車も購入。入国から約40日後の4月26日、グリーンカードが届く。
5月〜6月: 移住後のディプレッション・新しい出会い
胃腸と精神面に症状を繰り返すようになる。急に涙が出たり鬱っぽい。食欲減退と胸焼けが続く。1ヶ月半後、体調が元に戻る。地域の日本人を探し始め一気に交流が広がり、同時に日本語を学ぶアメリカ人らにも出会う。
7月〜8月: 「書く」をはじめる・仕事への準備
7月にnoteをはじめる。下旬から、障害のある子どもたちのサポート業務の集中トレーニングを受ける。8月は結婚2周年を迎え、はじめて夫と共に過ごす。5週間のトレーニングを修了、州の認定を受ける。教育機関で採用が決まる。
11月: 念願の勤務開始
希望を叶えるため2ヶ月粘り、ようやく小学校でフルタイム勤務を開始する。運転免許の実技試験をまさかの理由で落とされる(笑)
12月: すべて目標をコンプリートする
2度目の挑戦で運転免許証取得し、年内にやりたかったことをすべて実現する。
この一年は特に、多くの人たちの力を借りて完走できたので、周囲への感謝3つも書いておきたい。
ひとつ目は、noteで出会った方々。文章って不思議なもので、文字から感じるその人や状況に深く共鳴することで心が晴れたり、通じる人はいるもので、異国で生活をはじめ孤立しがちだったわたしにとって行動の動機や心の拠り所になっている。心から「ありがとう」をお伝えしたい。
ふたつ目は、日本とアメリカの家族、友人、同僚。彼らの気遣いに本当に支えられた。移住後出会った友人、同僚は何の分け隔てもなく接してくれている。マイノリティとしてこれは非常にありがたいことだと思う。どこに住んでも働いても、人に恵まれているのはわたしの人生の特徴である。
みっつ目は、夫のサポートだ。感受性が高く敏感な夫は少しの変化にも気づいてくれる。わたしが仕事、夫が休みの日は、見えなくなるまで窓から手を振ってわたしを見送ってくれる。バイ!と同時に戸が閉まってるアメリカ人の習慣を捨て、自分がうれしかったからと、わたしがやっているように見送る。夫の愛情と支えは最強のヒーリング。振り返りの最後は夫への「ありがとう」である。
2025年にやることをはっきりさせる
経験上、願いや思いはシンプルで、明確であればあるほど叶うと思う。実現に向けて行動も起こしやすいからだ。来年のテーマは「大好きを極める」「学び」「時短」だ。
大好きを極める:旅行
・日本に帰省する。夫は2週間、わたしは4週間滞在。(6月または7月)
・州内のフランク・ロイド・ライトの建築物を巡る旅をする。(5月)
・ニューヨーク旅行 美術館巡りをする。(秋)
学び
・アメリカ手話を学ぶ。言いたいことを言えるレベルにする。(4月〜)
・考えずに話すレベルまで英語を上達させる。(現在進行中)
・筋トレエクササイズ週5回で腹を割り、尻を上げる。(21日〜再開)
時短:プライベート・仕事
・現在の仕事で苦手な業務を克服する。(年明け〜)
・毎日30分の時間を確保しnoteを書く。(21日〜)
・平日の夕食は30分程度で作る。(21日〜)
そんなところだろうか。
2025年の成功と豊かさの前祝い
クリスマスプレゼント交換の代わりに、普段は行かないレストランでディナーをすることにしたので、そこで前祝いもする。前祝いとか、こういったことを信じない夫にも協力してもらう。お洒落もして、わたしは分厚いサーモンステーキをいただくつもりだ。
具体的なステップを考えておく
旅行:
日本については休暇中にリサーチをし方向性を決め、予約する。他の国内旅行は、カレンダーに予約時期をメモしておき、時期が来たら行動する。学校の夏休みは2ヶ月半あるので休暇取得も問題なし。
学び:
手話はAmazonでテキストを購入、YouTubeと同時進行で自習から始める。休暇中にクラスをリサーチしておく。英語は再開したオンラインで週4回出勤前に受講する。カランで瞬発力を高め、スピーキングで会話と語彙力を向上させる。必ず復習する。筋トレは帰宅後、腹10分、尻10分を継続する。時折、鏡で確認して、理想に程遠くても「キレイだね」を繰り返す(笑)
時短:
苦手な業務は、生徒毎にまとめを作成し業務時に活用できるよう準備する。発音は毎日練習し、さくさく進むように努める。noteは、メモ帳を持ち歩き日頃から思いついたことを書いておく。夕食は、野菜をあらかじめ切ってタッパーに入れておく。具沢山のスープや味噌汁を2日間程度取り入れる。凝った定食風の料理は週末のみにする。
誰と会うべきか考えておく
本田 健さんは動画でこう言っている。「あなたと出会う人が、あなたの次のチャンスの扉を開いてくれます。」
現在の恵まれた交流関係を継続するとともに、新しいご縁も繋ぎ大切にしていきたい。もし会ってくださる方がいたら、noteのクリエーターさんと機会をつくり直接お会いすることは、わたしの脳の回路を開いてくれる気がしている。
以上、願い事や来年の目標は他にもあるのだが、密かにジャーナルに書き留めておくことにする。
ここで思い出したのが、1996年のアトランタ五輪でマラソン選手の有森裕子さんが言った「自分で自分を褒めたい」という言葉。最近読んだが、この言葉は歌手の高石ともやさんという方の言葉を借りたらしい。いつか自分にも言えるようメモを残していたという。
「自分で自分を褒めたい」は、2024年のわたしにおくりたいと心底思う。「よくがんばった。」と。そして来年もその言葉を言えることが目標だ。
皆さんは2025年をどのように過ごしたいですか。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。