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【25歳派遣社員面接対策メモ⑤】「人事の仕事をしたい」について考える

今日もご覧いただき、ありがとうございます。
初めての方も、ご覧いただきありがとうございます。

面接対策シリーズ第5回目。


これまでは職歴や長所短所など「過去」について考えてきましたが
今日は未来のことについてちょっと考えてみようと思います。

これまでの経歴↓

・25歳派遣社員
・新卒時代は映像制作会社の番組AD。適応障害で5か月で退職。
・2か月ほど就活した結果、派遣社員として事務に。今年の秋に丸3年間就業予定。法律上、契約満期になる。(労働者派遣法)
・以前から興味のあった人事を目指して転職する予定。
・在職中に産業カウンセラーとメンタルヘルスマネジメントの資格を取得。(ただし、今のところ活用できてはいない…)


私は「人事」のお仕事に興味があると、これまでずっと書いてきました。

しかし、一口に「人事」といっても、その内容は多様なわけです。

★採用・雇用
(人事のいえば…のイメージ。面接、説明会、求人広報など運用する。採用する人数や人材の目標を設定し、達成する。)

★人事企画
(採用計画や人員配置等、企業の経営に直に関わる計画・目標を設定する。)

★教育・研修
(社員の能力向上のため教育と研修をする。外部委託の事もある。どんな能力を育てるべきか立案する事も必要。)

★人事評価
(評価制度や報酬制度を整える。公正で、社員のモチベーションを保つものでなければならない。)

★労務
(社会保険手続、勤怠管理、給与計算、健康診断、福利厚生業務や安全衛生管理を行う。書類やデータを用いて地道に、正確な作業が必要。メンタルヘルスに関する事もこの分野。)

あくまで私のイメージですが、こんな感じ。
人事企画や人事評価は正直全然イメージできていませんし、他の役割も「こんなことをするよね」の認識の程度ですが…。

それでも、やみくもに「人事になりたいです」というよりは、「人事として○○な分野のお仕事をしたい」と言えた方が良いでしょう。

「そのためには〇〇して、数年後には〇〇な状況になって…」と言えればなお良し。

そして、そこまで決まれば、応募するべき求人も絞れてくるはず。
いざ転職活動をするときに「片っ端から人事の求人に応募!」とはならず、エネルギーの浪費を避けられるかもしれません(多分)。


というわけで、現時点で「人事の仕事」についてどう考えているか、正直に書いてみようと思います。


どんな「人事」になりたいのか

そもそも、私が人事の仕事に興味を持ったのは

「労働」そのものを、より安心で、前向きなものにしたい

と思ったからです。

↑以前のnoteでも触れていました。

自分が適応障害になったまま退職してしまったり、
周りが辞めていくのを何人も見送ったり、残っていたとしても「辞めたい」と言いつつだったり…。
もちろん楽なことばかりではないとは承知していますが、それにしても「苦しそうに働く」人が多いなぁと感じたのです。

せめてその「苦」を軽減させて、労働を安全でニュートラルな状態に、
さらにモチベーションを上げて、前向きなものにできないか…。

以上の事柄に、直接関われそうだと感じたのが人事だったのです。


そう考えると、私が関心のある分野は「労務」なのかもしれません。

思えば、同じく「人」に関わる職なのに、
「人材コーディネーター」「キャリアコンサルタント」「HR(人事)コンサルタント」等の類の求人にあまり注目していない節がありました。
「採用」に特化していたり、営業・経営色が強かったりすると、描いているものと少し異なるみたいです。(もちろん、必ずその視点は必要になるでしょうが)

逆に、「人事」でなくても社会保険労務士事務所の求人は目を通したりしています。
労務に関することだから…と言いたいところですが、「もし自分も勉強を頑張って社労士さんになれたらカッコいいかも…」という下心が本音です。
そういう意味ではキャリアコンサルタント、衛生管理者の資格も興味がありますね。

社会保険労務士やキャリアコンサルタントになるかはともかく、「人事」を目指す、「人事」になるのであれば、資格の勉強をしてみても損はないかもしれません。


もうちょっとだけ具体的に

とはいえ、「労務がやりたいです」とこだわると応募する求人が一気に選べなくなってしまうでしょう。
私の見る限り、人事の求人で多いのは採用担当です。未経験ならなおさら。
労務はあまり見かけません。

それに私自身、労務以外にも興味はあります。
文章を書くのが好きなので、求人媒体の運用とか。
産業カウンセラーでの学びを活かして、社員のキャリア形成とか。

また、会社によっては庶務や総務を兼任する働き方もあるとききました。
環境を整える…という意味では、その働き方もアリですね。
そうなると求人を探すときは、「庶務」や「総務」も候補に入れられそうです。仕事内容に目を通せば、労務に関する業務もあるのかも。


なので、「何をしたいですか」と訊かれたときの答えとしては

「まずは採用や人事事務、労務など、人や労働環境に関する業務を、幅広く経験したいです」

「その後、働きやすい環境を作るための、制度作りや安全衛生管理に関わりたいと考えています」となるでしょう。


曖昧過ぎるでしょうか。うーん…。
「具体的に」と言いつつ、ふわっとした答えになってしまいました。

「どの会社でも同じじゃない?」ってなりそうですね。うーん…。


ちょっと視点を変えて。
今度は「〇歳までに」と設定して、なりたい姿を逆算してみます。

仮に、「労務や安全衛生に関わりたい」が、5年後…30歳頃の目標にするとしたら?

えーと、そうなると。

まず、1年後(26歳~27歳)には、自分が求められている役割を一通りこなせるようになる必要があるでしょう。
その内容は、就職した企業によるかと思います。
採用や給与計算の担当かもしれませんし、庶務や総務を兼任していたらその業務も、ということですね。

もしその時点で労務や安全衛生に関する仕事に関わっているならば、1年の実務経験で「衛生管理者」の受験資格を得られるらしいので、2年目(27歳~)以降は資格取得を目指しましょうか。
採用が中心ならキャリアコンサルタント、人事事務が中心なら社会保険労務士…と、状況によって優先順位を変えつつ、学んでいくのも良いですね。
後輩の指導ができるようにもなりたいですね。

そして5年後(30歳)頃には労務や安全衛生に関わっていて、労働環境の整備やメンタルヘルス対策で活躍できるようになり…。

10年後(35歳)頃には…。うーん。

「やってみないと分からない」が本音ですが、何かはあった方が良いですよね…。

課長等の、管理職を目指す?
…いや、その願望はかなり薄いんですよね。

管理職というわけではなくても、「この分野ならなんでもどうぞ」と、どっしり構えていられる存在にはなりたいですね。「この問題はとりあえず、彼女に相談してみよう」って存在。社内のお母さん的な?
自部署の後輩だけではなく、他の部署の社員さんや上の立場の方の相談にも乗れるようになると、かっこいいですね。

この場合…
スペシャリストというのでしょうか。
ジェネラリストというのでしょうか。

中小企業やベンチャーの人事なら浅く広く「人事労務のジェネラリスト」。

大手企業の人事なら、「採用のスペシャリスト」「労務のスペシャリスト」など、分化されたキャリアに進めそうなイメージがありますね。
(偏見ですが…)

どちらの表現が正しいのか微妙なところですが、社内の相談窓口のような、頼もしい存在になりたい…というのが今の想いです。

…ここまでくると10年以上かかる姿かもしれない。

今の自分とあまりにも異なっている。
念のため、「将来的には」と表現しておきましょう。



「キャリアプランはありますか?」


以上のことを踏まえて、この質問に答えるとしたら…

まずは私の求められる役割(採用や給与計算、総務など、求人の内容による)を全うし、1年程度を目途に一通りこなせるようになりたいと考えています。並行して、後輩の指導や関連する資格の取得にも取り組んでいきたいです。

そして、5年後程度を目途に労務や安全衛生の分野で社員の方々の働きやすい環境作りに貢献し、将来的には、人事労務のジェネラリストとして、社内の労働環境やキャリア形成について幅広く対応できる存在になりたいです。


こんなかん…じ!?

将来的には…と部分はまだ固まっていないので、暫定で。

改めて文字にしたことで、こんなの自分にできるだろうかとか、考えが甘すぎるんじゃないかとか思ってしまいますが、まぁ暫定で。


もしこの回答をするならば、狙うべき求人は
★採用・労務等、幅広く担当する人事
★人事を兼任する庶務・総務
★入社時は特化した役割でも、頑張り次第で他分野に挑戦できる人事
(例:入社時は採用担当→頑張り次第で労務や企画等できることが増えていく)

この3つのパターンでしょうか。


求人の内容だけではなく社風の相性もあると思うので、そこにも注目したいですね。
なので、大手、中小、ベンチャーのどのタイプを志望するかは一旦保留。


とりあえず「働きやすい環境作りをしたい」という気持ちは確かなので、それを大切にしながら、求人を見てみようと思います。


以上、「どんな人事になりたいか」に関する自問自答でございました。

今回も、長文にお付き合いいただきありがとうございました!


それでは、本日はこの辺で。





野乃










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