マガジンのカバー画像

詩・散文

4
書き散らしたもの。詩のようなもの。基本的に何も考えずに勢いに任せて書いているものたち〜
運営しているクリエイター

記事一覧

愛で愛でだから壊れた私たち

昼間に寝過ぎて眠れない夜に、あなたとの思い出を語らせてください。もう話せないあなたでも、わたしはあなたのことをとびっきりの愛で今も思い出すことができて、それがとても嬉しいんだ、今の関係性なんて関係ないほどの圧倒的なきらめきをはらんだ過去、私たちはお互いのさみしさを、身体を寄せ合って話をしていた、お互いにきっと求め合っていた、恋なんかじゃない、もっと深いところで、私たちはつながっていた

あなたがい

もっとみる

愛としての愛

私は私であることがときどきすごく恥ずかしい。他人のことなら許せるのに、自分のことになると許せない、みたいなことがあまりに多すぎる。私は私のことをめちゃくちゃ嫌っているような、そんな節がある。気持ち悪い。ここにいてはいけない。そんないたたまれなさにも似た苦い感情。

愛されたかった、愛されていたのかもしれなくてきっと多分そうで、でも私には分からなかった。そこにあったはずの愛も優しさも、受け取ることが

もっとみる

意味のない散文

以下、ただの意味のない散文です。全部本心で全部嘘です。言葉ってそういうものだと思います。

絶望をひとつ越えるたび、別の絶望が待ち構えていてもう諦めたい、私はここまでわりと頑張って生きてきたのに、どうしてこんなに報われないのか、どうしてこんなになにもなくてずっとひとりなのか、どうして、どうして私は。納得できないこと、どうしてに続く言葉、全てが私を苦しめる、だんだん動けなくなる、言葉も出なくなっても

もっとみる

ひとりごと?

ゆめをみていた、ゆめ、ゆめ、ゆめ、あなたがくれたのでもなくわたしが描いたのでもなく、ただそこにあったゆめ。
わたしにくれたあなたのゆめをわたしがこわしちゃったから、あなたがおこった、おこって、おこって、それでなにもおこらなくておわった。
ゆめ。とてもいみのないもの、やくそくのないもの、あなたがあなたのためにそんざいさせたゆめ、なのかもしれなくて、でもそうでもない気もしている、あなたがあなたのために

もっとみる