言語化する努力をしよう。

僕は人に対して期待してしまう傾向がある。
他人に対して「所詮は人間」と言いながら、そこには好きであることが絶対条件で。そこからタイミングが合えば合わせられれば、という条件付きではあるものの、僕を知っている人なら解るように、僕は相手に尽くし過ぎる。

今までも「人(他人)に期待しない事」、それが生き辛さから解放されるヒントだと、自分でも解かっていた。

でもそこで人が語りだした「自分の力で生きていく」「そのために努力します」、僕に語ろうとする「結婚が幸せのゴールでも答えでもないと思います」という僕へのメッセージには僕は快く思わないのです。
それはあなたの幸せ論(主観、自分の中の物差し)です。理屈です。

僕は今になったからと急に「幸せになりたい」と言い始めた訳ではありません。そもそも「結婚したい」とは、言っていません。

自分の安息の地、愛し愛されたい。
好きな人と一緒に生きて、その人を幸せに そして大切にしたい。
それが結果として
「幸せになりたい(幸せになる為に)」という言葉に繋がるのです。

だから「結婚が幸せではない」「それだけが幸せではない」と言われても、僕からすれば、「それ以外に僕は命を掛けられない」それだけです。

きっと僕は人よりというよりも、あなたよりも優しいかもしれないし、事実僕は良い人過ぎたから あなたよりも何倍も良い人としての言動をしていると思っています。
けど、逆に「悪い人ではありません」「前科も前歴も悪事もありません」とは言うだけで。法律に反する反社会的な行為をしていないだけで。
あなたより、あなたが思っているような悪い事は何倍もしているのかもしれません。

だから、欲望や欲求的な魔の誘惑、悪魔とは手を組まないだけで、気持ちの良いこと、溺れてしまうようなこと、そんな事すらも僕にとっては気休めにもならないのです。

僕は変に人に対して期待し過ぎる。
僕は他人に対して期待し過ぎてしまう。

でも、それは昨日今日で生まれた価値観でも、ハッと気がついたからと言って 今になって急に手のひらを返した訳でも理屈でも無いのです。

最初から、うまい飯よりも、うまい話よりも、
僕は それを 追いかけ続けて求め続けてしまうのです。
だから気持ちがいい事よりも、もしかしたら刺激的な事よりも。
僕は あの子を夢の中から死の瀬戸際まで駆け抜けたのです。

あの子の名前は

「透明少女」

・・・・・・・・・・・

ナンバーガールのチケットが同行者未定になってしまった。
最後に連絡した人も無理だそうだ。この話はまた追々後ほど。

もし「かおる」と今でも連絡や繋がる手があれば、きっと誘っていたと思う。なんといっても彼女が最初の本当の透明少女だからだ。
「かおる」は僕のアンチテーゼヒロインだった。
ナンバーガールと出逢った夏に僕は「かおる」と出逢っているから。

みーちゃんは透明少女ではないのよ。

「かおる」はライブハウスに行けば、nikki(日記)を見れば、逢える。
でも彼女は当時から完全に女であって、そのそれなりにサブカル女子とメンヘラ女子を足したような生活を書いていた。

だから
僕の中の「透明少女」と「日常に生きる少女」は未完ながら存在した。

今でもまだ出会えていないのは「黒目がちな少女」だけなのだ。

「人に期待するな、他人に期待するからツラくなる」

解っているから黙ってろ。うるさいから離れてろ。
分かっているから黙ってろ。何か言いたいなら、僕と対等な所に立て。

偉そうに解かったような口を叩くな。答えなんて神様でも解らないから。
僕に、俺に何か言いたいなら、
話の順序とマナーくらい守ってから物言いな。

じゃないかな。

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