つぶやき独り言
僕の人生はナンバーガールから始まる。
僕はそう言い続けて生きてきた。
そこから偶像崇拝のような片思いに拗らせた。
精神科に通ったのは人間関係の問題がきっかけだった。
不安が強く、成長が出来ていなかった僕は弱く、22歳から一年間だけ記憶がない。精神病と言われるのは仕方が無いが、大阪の大学を出て東京に向かう予定が自分の弱さ甘さから実家に帰ってきてしまった。家や親との相性が悪いの僕はそこで解離性記憶障害というのになったらしい。
それから25歳から冷凍都市に上京した。28歳で都落ちのような気分で地元に出戻り、就職するものの、続かず終活士を仕事にしようと思った。
いい人業だった。これを選んだ理由は、まだその偶像崇拝のような白昼夢のような恋をしていたので僕は大きな間違いをしたのだろうと今は言える。
そこから僕は仕事をしても上手くいかず、上手くいかないのは生活。
お金の問題と言われそうだが違う。
苦しいのだ。
疲れたとか心がとか書いてしまうとメンヘラワードに見えるから抵抗したいけど、安心できないのだ。
安心が無いから安定も出来ない。落ち着かない。僕が不安が無い時は無い。
生まれてから、物心がついた頃から感じたことが無い。
今思うと一種の躁状態になっていたと思う。
それは、僕という人間の基本(根底)が不安で成り立っているからだろう。
通常時が不安で不安で仕方が無いのだ。
そんなこともあり、僕の偶像崇拝は3年前に終わり、そのまま僕は10年以上暗闇の中を走っていたのだなと思っているうち、その後、体力が自然と堕ちていって死にかけた。
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そして僕の人生の夢、ナンバーガールの解散ライブに繋がる。
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ライブの日に僕は自殺志願者の婚約予定者と出会う。
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僕は一緒に生きて、幸せになりたかった。
それが魂の距離、自分の居場所が欲しかった。
けれど、僕にはそれが出来なかった。出来なかったから報われない。
今日は、約束をしていた日。
一緒に音楽を、一緒に感動を、一緒に共有をすると誓った事。
そのひとつ。
僕は、いつか、いつか、と言われて餌をチラつかせられて利用されただけだ。
・・
夏から音信不通になった、その我が家に居たその人の母親から、今更、連絡が来たばかり。
いつもと同じ、「申し訳ありません」と続けるばかり。
ノイローゼだろうが、例えどんな事情や理由がお互いに合ったとしても、表沙汰にならないと、人間は、本当に何でも自分がしたことは逃げ切られる許される上手くいくと思い込んで自然な事なんだと思う。
僕はそこにも抗う。
「迷惑をたくさんかけているみたいで申し訳ないです」
それを言えば、僕の心が収まる、治まる、と思っているのだろうか。
僕を変人だろうが極悪人だろうが言えばいい。
これからの話は弁護士なり内容証明郵便のやり取りを第三者を交えて話し合いましょう。
遺恨や誰かが傷ついく、事が風化して有耶無耶にならない様に、間違いが起きないように話を進めましょう。
僕はそう伝えている。
その後から逃げているのだから、こちらの気持ちや想いなんて、他人は本当に自分達さえ良ければ余裕かませるものだ。
だから、よく考え、よく気を付けよ。
こういう人はこういう人だとかいうネットワードを見かけるけど、人間は全員、そういう事を必ずして生きている物だと思うよ。
みんな、自分がしたことは、自分がやっている事は、絶対に正しい、間違いない、自分は悪くない、自分はそんなことしない。
自分は、違う、自分は、と。
自分は違う、それだけで生きていけるのが今の社会でもあるのだから図太いのは人間全員だと僕は今でも思う。
とりあえず、この話は、僕が馬鹿にされているのか、舐めてるのか。
そういう事が出来ない人なのか、もう、ここまできたら、どうでもいいけれど。
・・・
最後は、僕が命を賭けて、僕のこの業火で、
一度だけ、全員の悲鳴と絶句に沈め。